9月30日発売のAERA10月7日号は、俳優の橋本環奈さんが表紙に登場。朝ドラ「おむすび」のスタートを前に、ヒロインを演じる思いや出身地福岡での撮影で感じたことなどをたっぷり語ります。巻頭特集は「女性の健康とキャリア」。更年期やPMSなど、女性をめぐる様々な不調でキャリアの中断などが起こると、なんと経済損失は3.4兆円にのぼるという試算もあります。女性は不調とどう向き合えばいいか、様々な面から考えます。混戦の自民党総裁選は石破茂氏が新総裁に選ばれました。新総裁が直面する今後の課題などを考えます。星野源さんは約7年半ぶりにエッセイ集を刊行。「書く」理由やそこに込める思いを、星野さんならではの表現で語るインタビューに引き込まれます。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、ヒップホップ・アクティビストのZeebraさんとの対談が続きます。音楽をめぐり意気投合する二人の様子をぜひご覧ください。ほかにもさまざまな企画が詰まった一冊です。

この記事の写真をすべて見る

表紙+インタビュー:橋本環奈

表紙に登場する橋本環奈さんは、9月30日スタートの連続テレビ小説「おむすび」に主演。朝ドラは「とにかく保有する台本の量が違う」という大変さですが、楽しく意欲的に役に取り組んでいる様子が伝わってきます。撮影は出身地の福岡でもあり、その際には実家から現場に通っていたとか。両親と食卓を囲みながら「親の存在って偉大だな」とつくづく実感し、「私の“原点”はここだ」と心から感じたと言います。そんな橋本さんの今が詰まったインタビューです。表紙とグラビアの撮影はもちろん蜷川実花。その透明感に吸い込まれる、その目に釘付けになる、写真の数々です。ぜひ誌面でご覧ください。

巻頭特集:女性の健康とキャリア

月経前に起こる不調のPMSや、閉経前後の更年期障害、妊娠・出産時の変化など、不調を抱えて悩む女性は多いでしょう。女性が長く働くようになり、責任ある仕事に加え、家事や介護、育児などが重なり、心身共につらいという声もよく聞きます。経済産業省の試算によると、女性が不調を感じ離職したり、パフォーマンスが低下したりすることによる経済損失は3.4兆円にのぼるそうです。ただ、更年期症状で悩む女性のうち8割が受診をしていないという調査もあり、不調を抱えながらも適切な対応ができていないことがわかります。女性自らも、その周囲も、正しい知識がなく、我慢を重ねて症状が悪化することも起きています。どう対応すればいいのか、専門家たちから様々なアドバイスを聞きました。

自民党総裁に石破茂氏

史上最多の9人が立候補した自民党総裁選は、投開票当日まで結果が読めない大混戦となりました。決選投票の結果、誕生したのは石破茂新総裁。次の首相となる石破氏が直面する課題は? 解散総選挙の行方は? など、結果速報を受けた最新情報を詳報します。

星野源が「書く」理由

星野源さんの約7年半ぶりのエッセイ集『いのちの車窓から 2』が刊行されました。「心がピタッと凪いだ状態」から書き始めたという特別な一冊だといいます。星野さんは書く作業について、「書いているうちになんとなく自分の心の押し入れを開けてしまって、そこから広がっていく。そんなことが多かったです」と語ります。また、大切にしたのは「心の機微や感触を、感情や主張を加えずに描くという姿勢」だと言います。最終話では“ゾーン”に入っているような感覚さえ味わったとか。星野さんの「書く」ことに込める深い思いが伝わるインタビューです。

松下洸平×Zeebra

大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、ヒップホップ・アクティビストのZeebraさんがゲストの全6回の対談のうちの4回目。ZeebraさんがDJを始めたころの話で盛り上がります。当時を振り返り「むしろ不便だったからこそ熱が続いた」とZeebraさんが言えば、松下さんも「不自由だからこそ、自分の足で探しに行かないと手に入らないものが多かったですよね」と応じます。二人の音楽への熱い思いが伝わる対談です。それぞれにフォーカスした貴重な撮り下ろし写真もお楽しみに。

ほかにも、
・中国・深圳の男児刺殺事件 インプ稼ぎで「反日」
・障害×女性、当事者が語る複合的な困難
・【女性×働く】“駐妻”に変化、キャリア中断に悩み
・SBI証券・髙村正人社長語る「1位へのこだわり」
・Xの新奇才 SNSで出合う「才能」と「芸」
・息吹き返したアナログ技術 フィルムカメラやレコード再評価
・正門良規(Aぇ! group)「使えるものは何でも使って」
・SAM & DJ KOO 還暦超えユニットで「人生100年時代」の音楽
・百田夏菜子 この道をゆけば ゲスト・芳根京子
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・2050年のメディア 下山進 @cosmeと化粧品業界
・職場の神様 エミー賞音響賞を獲得 ADRは仕込みが命
・現代の肖像 高田 茜・英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル
などの記事を掲載しています。

※9月30日(月)正午から、公式X(@AERAnetjp)と公式インスタグラム(@aera_net)で、最新号の内容を紹介する「#アエライブ」を行います。ぜひこちらもチェックしてください。

AERA(アエラ)2024年10月7日号
定価:600円(本体545円+税10%)
発売日:2024年9月30日(月曜日)