多くの子どもが幼少時代に一度は通るおもちゃ、プラレール。タカラトミーから発売されている、今年65周年を迎えた人気シリーズです。
まさに国民的おもちゃの代表格であるプラレールは、子どもはもちろん、大人になっても遊んでいる人もいるほどの人気商品ですが、満を持して「大人プラレール」が登場しました。
その名も「プラレール リアルクラス」。
名前のとおり、よりリアルな造形と塗装を施して憧れの名列車を再現しています。
2023年6月に第一弾が発表され、現在まで10種の「プラレール リアルクラス」が発表されています(うち2種は発売前、現在予約受付中)。
いったいどんな列車が再現されているのか、チェックしていきましょう。
「プラレール リアルクラス 185系特急電車(踊り子・緑ストライプ)」
2021年3月21日に運用を終了した 「185系特急電車(踊り子・緑ストライプ)」。通常のプラレールにはない、屋根のクーラーやパンダグラフ、座席表現を実現。国鉄特急シンボルマーク、タイフォンカバーも施されています。枕木を再現したレールつきですぐに飾ったり走らせたりできるほか、既存のプラレールのレールと繋げて好みのレイアウトにすることも可能。」
「プラレール リアルクラス 小田急ロマンスカー3100形NSE」
小田急電鉄の歴史上初めて展望席を実装したロマンスカー「小田急ロマンスカー3100形NSE」。展望席が再現されているほか、上部にある運転席はハイタイプとロータイプの付け替えもできます。
「プラレール リアルクラス 485系特急電車(雷鳥)」
北陸本線大阪~富山間を走っていた、電車特急「雷鳥」。1964年から2011年までの長い間愛された列車です。筆者も両親の故郷が富山県だったため、昔は祖父母宅へ行くときに乗った記憶があり、なんとも懐かしさを覚えました。
「プラレール リアルクラス 185系特急電車(踊り子・湘南ブロック色)」
1981年から2021年まで運行していた185系のうち、2017年ごろまで活躍していた「湘南ブロック」カラー。
「タカラトミー リアルクラス 485系特急電車(北陸・上越垂色)」
国鉄時代を代表する特急電車。北陸新幹線開業にともなうダイヤ改正により休止に。現・新潟車両センターである上沼垂運転区特有の白をベースにし、青と緑が施されています。
「タカラトミー リアルクラス 201系通勤電車(JR西日本・オレンジ)」
1979年に登場した国鉄の通勤型電車。大阪環状線には2005年から投入され、2019年まで運行していました。
「タカラトミー リアルクラス ブルートレインあさかぜ」
東京から博多間を走っていた夜間特急列車。1970年代後半から子どもたちの間でブームが起こるほど人気でした。うろ覚えなのですが、筆者の高校の修学旅行が、博多から寝台列車で東京まで戻ってきたのですが、どうもこれに乗っていたような気がするのです。思い出を呼び起こしますね…!
「タカラトミー リアルクラス 185系特急電車(新幹線リレー号)」
上野から大宮間を運行していた新幹線リレー号。特急「谷川」「あかぎ」「そよかぜ」「新雪」などに採用されていました。
「タカラトミー リアルクラス トワイライトエクスプレス」
1989年に登場した、大阪から札幌間を走る寝台特急列車。豪華な客室装備で人気でしたが、老朽化にともない2015年に引退。このプラレール車両は2024年11月23日発売で、現在は予約受付中です。
「タカラトミー リアルクラス 201系通勤電車(JR西日本・ウグイス)」
こちらも2024年11月23日発売の、予約受付中の商品。かつての山手線と同じウグイス色をベースにした、国鉄の通勤型電車。2006年より関西本線の大和路線に配置され、現在も運転されています。
まとめ
列車に詳しくない筆者も、思わず記憶の糸を呼び起こしてしまった、日本で愛された名列車を再現したプラレールたち。遊ばずとも思い出と共に飾っておきたくなる、まさに大人心を刺激するラインナップです。今後も新商品が加わる予定なので、ゆかりのある列車が登場するかもしれません!
(暮らしとモノ班・担当A)
モノ系を得意とする編集・ライター。ユニクロですら店舗で商品を見ても通販で買うほど通販が好き。出版社での雑誌編集経験やファッション通販サイト運営会社でのコンテンツ・マーケティング経験を生かして、みなさまにおすすめのモノや買い方の情報をお届けしています。