オアシス、2025年に再結成か バンド&ギャラガー兄弟の公式アカウントが意味深な動画投稿
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 オアシス再結成がついに実現するかもしれないという可能性をリアム・ギャラガーが示唆している。

 オアシスが、2025年にイギリスでの一連のコンサートで再結成するという週末の報道を受け、リアムが2009年8月に最後に共演した兄ノエルと再び一緒にステージに立つ可能性をSNSで煽った。

 現地時間2024年8月24日、過去15年間確執があったギャラガー兄弟が、来年の夏に英ロンドンのウェンブリー・スタジアムでの10夜公演とバンドの地元マンチェスターのヒートン・パークでの公演のために再結成すると英サンデー・タイムズ紙が報じた。この報道は“業界関係者”を情報源としており、早ければ現地時間火曜日(8月27日)にも発表があるとしている。

 再結成の噂がネット上で広がり始めると、リアムはXでファンからの質問に「聞いてない」「何も知らない」と返答。同日、再結成発表の可能性に“怯えている”と書き込んだファンに対して、リアムは「君が怖いなら……俺はどう感じてると思う」と答えた。また、マンチェスターのヒートン・パークを“ひどい会場だ”と評したファンには、「最前列で会えるのが楽しみだ、この大馬鹿野郎」と返答した。

 日曜の朝、リアムは、オアシスのツアー日程はいつ発表されるのかとXで質問したファンに“来週の金曜日”と返信し、さらに火に油を注いだ。2025年の計画については“世界征服”と答えると、「“元”という表現は好きじゃなかった」と思わせぶりな投稿も行った。

 一方、リアムの兄ノエルは、オアシス再結成の可能性についての噂に公には発言していないが、日曜日の夜、オアシスの公式アカウントとほぼ同時に、現地時間8月27日火曜日の午前8時に何かが起こることを予告する投稿を行った。

 リアム、ノエル、ギタリストのゲム・アーチャー、ベーシストのアンディ・ベルが最終ラインナップだったオアシスは、フランスでの公演前に兄弟が口論になった後、2009年に正式に解散した。ノエルは以前、1億ポンド(約189億円)のオファーがあれば、バンドを再結成すると発言しており、リアムは無償でもやると答えていた。

 英マンチェスター出身のロック界の重鎮であるオアシスは現在、デビュー・アルバム『オアシス』の30周年を祝っており、デラックス・エディションが8月30日にリリースされる予定だ。今作には、英ロックフィールド近郊のモノウ・バレー・スタジオでの未発表バージョンや、コーンウォールのソーミルズ・スタジオでのアウトテイクが収録されている。