第106回全国高校野球選手権大会、8月23日に行われた決勝は京都国際(京都)が関東第一(東東京)を破り、春夏通じて初優勝を飾った。互いに一歩も譲らない息詰まる投手戦。延長タイブレークにもつれ込む大熱戦だった。
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スコアボードに「0」が並び続けた。関東第一・畠中鉄心、京都国際・中崎琉生の両先発が投げ合い、継投した後続も持ち味を発揮。息詰まる投手戦となった。
両校ともに内野守備も見事で、見ごたえ抜群だった。中でも関東第一の遊撃手・市川歩は再三の好守備で、甲子園は沸きに沸いた。
走者二人を置く延長タイブレークに試合が動いたものの、勝敗がどちらに転んでもおかしくない大接戦の好ゲームだった。
(編集部・秦正理)
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