10月からスタートするドラマ「無能の鷹」(テレビ朝日系)で、主演を務めることが発表された女優の菜々緒(35)。本作は超有能そうな見た目なのに実は圧倒的無能なOLと、本当は仕事ができるのに、見た目が無能そうなサラリーマンというタッグを中心としたお仕事コメディで、菜々緒は無能なヒロインを演じる。
菜々緒といえば、クールビューティーな美貌を活かした悪女役がハマりブレイクしたことでも知られる。また、9頭身のスタイルから“できる女性”という印象を持っている人も多いだろう。そんな中、今作の役柄に対してSNS上では「見た目が仕事できそうであればあるほど破壊力デカくなるので菜々緒さんっていうキャスティングは完璧」「見た目バリキャリパーフェクトでポンコツの菜々緒ぜったいおもろい」など、期待する声が目立っていた。
「今作で演じる役柄は有能そうな見た目という部分ではピッタリですが、できる女性とは真逆の中身はポンコツというキャラクターを上手く演じられるのかは興味深いところ。菜々緒の場合、やはりここ数年で演じた役も“できる女性”という印象が強い。2021年に放送されたドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』で演じた、超敏腕なドS鬼編集長役がハマリすぎて注目を集め、同年放送の『TOKYO MER~走る緊急救命室~』で演じた、シングルマザーで主人公の右腕として奮闘する経験豊富な凄腕看護師役も好評でした。昨年放送された主演ドラマ『忍者に結婚は難しい』でも、気が強くて完璧主義という女性を演じています。今回の役がハマるかちょっと心配ですね」(テレビ情報誌の編集者)
菜々緒のイメージと「無能」が結びつかない視聴者も少なくないだろう。
「昨年放送されたバラエティ番組では食生活について、お腹が空かなかったら食べないと告白。寝る前にお腹が空いた場合は、牛骨やチキンの骨などを煮込んだスープを飲んでいるそうです。また、日頃からウォーキングも欠かさず、心拍数が上がらないと意味がないので、足を踏み込んで歩くのが大事と説明していました。そんな、美に対しても手を抜かず、ここ数年もできる女性の役でインパクトを残し続けています。そんな彼女が演じる無能キャラに違和感を覚えてしまう視聴者はいるかもしれません。さらに、意外と役の幅は広いですが、近寄りがたい美人というタイプで、菜々緒だったら悪女やクールビューティーな役柄で見たいという人も多いと思います」(同)