ジャック・ホワイト、ニューAL『No Name』をサプライズ・リリース
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 ジャック・ホワイトが、2024年7月19日にニュー・アルバムをリリースしたようだ。彼が設立したサード・マン・レコードの直営店で、従業員がこっそりとこのアルバムを買い物客の購入品に忍ばせている。

 米Stereogumによると、あるRedditユーザーが英ロンドンのソーホーにあるサード・マン・レコードの直営店で、『No Name』と題された謎のアナログ盤が買い物バッグに入っていたと、ホワイトのフォーラムに投稿した。「今日、サード・マン・ソーホーでTシャツを買ったら、レジの従業員が僕の買い物バッグにもこれを入れてくれた……。彼のデモか何かかと思って聞いてみたけど、彼は知らない様子で、客に配るよう“経営陣”に言われただけだと言っていた」と綴られれている。「仕事が終わるまでレコード・プレーヤーが手元にないので、これを見たことがある人/どんな意味があるのかわかる人がいたら教えてほしい。たぶん、考えすぎだと思うけど」と彼は続けている。

 サード・マン・レコードの米ナッシュビル店を訪れた同フォーラムの別のユーザーにも同じことが起こったそうで、「それがジャック・ホワイトの新しいアルバムであることが確認できた。聴いてみたけど、かなりいい」と書き込んでいる。

 ニュー・アルバムには13曲が収録されているそうだ。ホワイトが最後にリリースしたスタジオ・アルバムは2022年の『エンタリング・ヘヴン・アライブ』で、「If I Die Tomorrow」、「Love Is Selfish」、「Queen of the Bees」などのシングルが収録されていた。このアルバムは、スタジオ作『フィア・オブ・ザ・ドーン』の発売からわずか3か月後にリリースされた。