島崎和歌子(写真:山田勉/アフロ)
島崎和歌子(写真:山田勉/アフロ)
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 18日放送のトークバラエティ番組「週刊さんまとマツコ」(TBS・17日午後8時)は、2「夏の特大号 JAL全面協力! さんマツが羽田空港&高知ロケ」。番組史上初の地方ロケでは島崎和歌子の地元・高知県へ。マツコと親友の島崎和歌子の過去の人気記事を振り返る(「AERA dot.」2023年1月29日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。

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 1月9日にスタートした昼のバラエティー番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)に、木曜レギュラーとして出演するタレントの島崎和歌子(49)。12日の放送で初登場し、MCのハライチ・澤部佑から「この番組、何年くらい?」と将来の見通しについて聞かれると、「欲を言えば、私が還暦になるまで。10年」と願望を語った。

 現在、「人生最高レストラン」(TBS系)などでレギュラーを務める他、多数のバラエティー番組に出演する島崎。また、30年にわたってTBS系の大型特番「オールスター感謝祭」の総合司会も担当。1989年にアイドルとしてデビューしながら、ひたすらバラエティータレントとして活躍しているが、ここにきて全国ネットのレギュラー番組が増加しているのだからすごい。“バラドルの女帝”とも称される島崎はなぜ、起用され続けるのか。

「明るくサバサバしたキャラクターで知られ、そこに好感を持つ人は多いと思いますが、歌や演技よりもバラエティー番組メインでここまで生き残っているのは、視聴者が彼女にシンパシーを感じる一面があるからでしょう。例えば、どんな番組でも、島崎が出ていると安心感を覚える視聴者は多いと思います。昨年3月のインタビューでは『タレントとして大切にしていること』について、『出演者、スタッフと輪を作ること』と告白。バラエティー番組は個人プレーよりもチームプレーが求められ、コミュニケーションが大切というのが持論。後輩や年下のスタッフには、『私が年上とはいえ遠慮はしないように』と伝え、自らも話しかけるように意識しているとか。そうした姿勢があるからこそ、番組が良い雰囲気になり、視聴者はストレスを感じず、さらに安心感も生まれているのでしょう」(テレビ情報誌の編集者)

 さらに、「オールスター感謝祭」という長時間番組の生放送を長年務め、芸人から俳優まで大勢の芸能人を仕切る能力も評価される要因の一つだろう。

「内村&さまぁ~ずの初出しトークバラエティ!笑いダネ」(日本テレビ系、2022年1月3日放送)では、ともに司会を務める今田耕司が感謝祭について、「僕はどこかで島崎さんの番組やと思ってる」と明かしていたことも。今田いわく、自身は2代目アシスタントで次が3代目という中、島崎は70歳になってもやっているぐらいが面白いと思っているという。まさに、「感謝祭」は島崎の存在あってこそなのだ。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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