AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2024年7月8日号では、同じ不動産関係の職場で働く豊田藍麻さんと豊田鮎さん夫婦について取り上げました。
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夫24歳、妻25歳のときに結婚。長男(5)と次男(1)と4人暮らし。
【出会いは?】新卒入社した同期として知り合った。
【結婚までの道のりは?】入社後、2週間で交際。約2年の交際を経て、結婚。
【家事や家計の分担は?】基本的に家事はできる人ができることをする。財布は別々で、主な生活費は夫が出している。
夫 豊田藍麻[31]S-FIT 店舗事業部 お部屋探しCAFEヘヤギメ!下北沢店店長
とよだ・あいま◆1992年、埼玉県生まれ。大学卒業後、2015年に賃貸仲介営業のS-FITに就職。店舗事業部に配属。18年にリーダーに昇進。21年から現職
父が不動産屋を営んでいることもあり、不動産の仕事に興味がありました。中でも、賃貸業をしたいと思い、就職活動をしました。今の会社への入社を決めたのは、働いている人たちの雰囲気が良かったからです。
同期の妻とは、出会ってすぐに、直感で「結婚したい」と思ったんです。入社してまもなく交際を始め、自然な流れで結婚に至りました。
店長に昇進してから、今年で4年目になりました。来年、もしくは再来年には、エリアマネージャーになることを目標に、仕事に励んでいます。
平日の育児と家事は妻が担ってくれています。たまに、2人の息子を1人でみる「ワンオペ」をするのですが、下の子が自由奔放に動き回るのを見守るのは本当に大変で(苦笑)。それを毎日している妻には感謝の念を強く抱いています。
その分、休みの日は料理を担当します。飲食店でのアルバイト経験もあり、料理が好きなので。よく作るスープカレーは、家族からも好評です。