どことなく似ている? 父・清原和博氏のバッティングフォーム

イメージしやすい「ソフトバンクの獲得」

 正吾はNPBでのプレーを目標にしている。指名する可能性がある球団はどこになるだろうか。

 テレビのスポーツ班スタッフはこう話す。
「粗削りですがスケールの大きさを考えると、パ・リーグ向きの選手かなと感じます。イメージしやすいのはソフトバンク。12球団で唯一の4軍制を敷き、毎年ドラフトで育成の選手を多く獲得する。実戦経験を積んで結果を残せば上を目指せる環境ですし、慶大の先輩の廣瀬隆太、正木智也がプレーしているので良い刺激を受けられるでしょう。西武も獲得に乗り出す可能性があります。今季は最下位に低迷し、チーム再建に向けて長期的な視点で打線を強化しなければいけない。中村剛也、浅村栄斗(現楽天)、森友哉(現オリックス)、山川穂高(現ソフトバンク)と強打者の育成能力に長けたチームですし、父の清原さんがプレーした球団ですからね。正吾の入団が実現したら盛り上がるのは間違いない」

 清原和博が西武にドラフト1位で指名されたのが1985年。巨人入りを熱望して「涙のドラフト」となったが、西武、巨人などで活躍し、通算525本塁打、2122安打を放つ大打者となった。
 39年の月日を経て行われる今秋のドラフトで、正吾は指名されるのか。されるなら、どの球団か。評価を高めるためにも、今秋のリーグ戦での爆発に期待したい。

(今川秀悟)

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