ニッキー・ミナージュ、故ダイアナ妃を”親愛なる友人”と呼びライブ中に黙祷を捧げる
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 現地時間2024年5月26日、ニッキー・ミナージュが英バーミンガムにあるリゾート・ワールド・アリーナで【ピンク・フライデー2・ワールド・ツアー】を開催し、観客に故ダイアナ妃について語った。

 SNSに投稿された動画には、ニッキーがファンたちにどこから来たのか尋ねる様子を捉えている。あるファンが英ウェールズから来たと答えると、彼女はイギリス訛りの英語で話し始めた。「(ウェールズは)いつも親愛なる友人を思い出させます」とニッキーは述べ、「彼女はもうここにはいないですが、プリンセス・オブ・ウェールズです」と続けた。

 そして、彼女は1997年8月に36歳で交通事故で亡くなった故ダイアナ妃に黙祷を捧げるよう観客を促した。交通事故が起きた時、14歳だったニッキーと故ダイアナ妃は実際には友人ではなかったが、ニッキーは過去にも故ダイアナ妃に敬意を表している。最近では、アイス・スパイスの2023年の楽曲「プリンセス・ダイアナ」にフィーチャリングされた際に、歌詞で故ダイアナ妃に触れていた。

 先週、ニッキーは“薬物所持”の疑いでオランダ・アムステルダム当局に逮捕され、一部始終を収めた動画を公開していた。そのわずか数時間後にオランダの拘留場から解放されたが、彼女は【ピンク・フライデー2・ワールド・ツアー】の英マンチェスター公演を6月3日に延期せざるを得なくなった。

 現地時間5月25日、プロモーターのライブ・ネーションは「ニッキーは今夜の公演を実現させるためにあらゆる可能性を模索し最善の努力をしてきましたが、今日の出来事により不可能となりました」と声明で述べ、「ご迷惑をおかけしたことを大変残念に思います」と発表していた。