テイラー・スウィフト、『TTPD』タイトル曲をリスボン公演でライブ初披露
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 現地時間2024年5月25日の夜、テイラー・スウィフトが最新アルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』(TTPD)のタイトル曲を【The Eras Tour】のポルトガル・リスボン公演でライブ初披露した。

 アルバム『TTPD』は発売以来、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1か月間1位を獲得している。リリースを受けて【The Eras Tour】のメイン・セットに収録曲がいくつか追加されているが、全31曲がライブですべて演奏されるまでにはまだ時間がかかりそうだ。

 テイラーは、エスターディオ・ダ・ルスに集まった観客に向けて、「ショーのこのパートでは、とてもクリエイティブになりたいと思っています」と通常サプライズ・ソング・コーナーを披露するスタジアムのエンド・ステージから話した。このコーナーでは、すでに『TTPD』の楽曲がいくつか初披露されてきたが、この日彼女は、「実はこの曲をライブで演奏するのは初めてなんです」と話し、ギターで「The Tortured Poets Department」を演奏し始めた。

 さらなるサプライズとして、『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』収録の「Now That We Don't Talk」の一部をマッシュアップし、彼女らしくクリエイティビティを発揮した。そして「誰が私のようにあなたを抱擁してくれるの……もう会話しなくなった今。誰が私のようにあなたを理解できるの……もう会話しなくなった今」と問いかけ、2つの異なる時代からの曲を結びつけた。続いて、『ミッドナイツ』から「You're on Your Own, Kid」と『フィアレス』から「Long Live」をピアノで演奏し、メドレーを締めくくった。

 この日は、【The Eras Tour】のリスボン公演2日目で、前日(5月24日)には、『TTPD』から「Fresh Out the Slammer」を初パフォーマンスし、さらにサプライズで「Come Back……Be Here」(『レッド』)、「The Way I Loved You」、「The Other Side of the Door」(いずれも『フィアレス』)の3曲のマッシュアップを披露した。