Kayaの視点も参考にしながら、また6曲をまとめて鑑賞してみるのも楽しそうだが、いよいよ、約2カ月後にはファンクラブ限定であるが、6年半ぶりに中森明菜が”登場”する「イベント」が待っている。憧れであり、大ファンでもあるKayaももちろん楽しみにしているが、「出てきてくれるだけで有難い(笑)」と言う。
「笑顔で幸せに明菜さんが暮らしていてくれたらそれだけで嬉しい。ストレスなく、“歌いたいな”ってときに歌ってくれたら、私たちファンは嬉しいです。誕生日のイベントで、みんなの前で歌うの楽しいなとか、おしゃべりするの楽しいという気持ちになってくれたらそれだけでいいです。楽しいイベントになってくれたら嬉しいなと思います。
明菜さんって、デビュー当時から“みんなのために”という言葉をよく使っていたんですね。コンサートのMCやファンクラブ会報誌などの言葉や会話で、“みんな喜んでくれましたか?”“この曲が聞けるのは嬉しいですか?”とか語りかけてくれていた。みんなが求めてくれるからまた歌うというか、中森明菜さんの歌手として宿命というか、使命感みたいなものも感じています」
中森明菜の誕生日である7月13日をはさんだ、12~14日にイベントが予定されており、2017年のディナショー以来6年半ぶりにファンの前に立つ。中森明菜の“始動”から、これからも目が離せない。(AERA dot.編集部・太田裕子)