クエストラヴ、ケンドリック・ラマーとドレイクのビーフに苦言「ヒップホップは本当に死んだ」

 ここ数週間、ケンドリック・ラマーとドレイクのラップ・バトルは、ポップ・カルチャーを独占するスペクタクルとなっているが、クエストラヴはこの複雑な確執にまつわる“泥仕合”を快く思っていないようだ。

 現地時間2024年5月8日の夜、ザ・ルーツのドラマーとして知られるクエストラヴは、ドレイクとケンドリックの攻防に苦言を呈す痛烈なインスタグラム投稿を行い、辛辣なディス・トラックに対するファンたちの反応も非難した。

 「誰も戦争に勝てていない。スキルは全く関係ない。まるでレスリングの試合のような泥仕合で、女性、子供(そして事実かどうか)関係なく、どんな手を使っても相手を貶めるものだ」と綴り、「同じく血を求める観客は、すぐに自分たちが問題の一部ではなかったかのように“RIP”といった投稿をすることになるだろう。ヒップホップは本当に死んだ」と続けた。

 クエストラヴの投稿は、ドレイクとケンドリックの両者が家族や子供たちをビーフに巻き込み、とてもパーソナルな方法でお互いを攻撃していることに言及している。ケンドリックは、「Meet the Grahams」でドレイクが11歳の娘を隠していると告発し、ドレイクは「Family Matters」でケンドリックのマネージャーであるデイヴ・フリーが、ケンドリックの子供の一人の父親だと主張した。

 キャプションには、ニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」を引用し、「Here We Are Now……Entertain us(みんなここにいる、楽しませてくれ)」と綴られている。

 投稿のコメント欄は無効化されているが、Xでは多くのユーザーが自身の見解を述べている。あるユーザーは、クエストラヴが、ナズへのディストラック「Takeover」を含むジェイ・Zによる2001年のライブ・アルバム『アンプラグド』でドラマーを務めたことを指摘した。「クエストラヴは、ホヴ(ジェイ・Z)が、“Takeover”を披露した“アンプラグド”ライブ盤でドラムを叩いていたよな?このバトルでも女性や子供が出てきた。黙ってろよ」とユーザーは書き込んだ。

 今年3月に、ケンドリックが辛辣なヴァースを提供したフューチャーとメトロ・ブーミンの「Like That」を含め、ケンドリックとドレイクは合計10曲のディス・トラックを発表している。現地時間5月5日にリリースされた最新のトラック「The Heart Part 6」で、ドレイクはケンドリックが繰り返し主張してきた小児性愛者の疑惑を否定した。