テイラー・スウィフト、ニューALが全米でアナログ盤の現代における週間売上記録を更新
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 テイラー・スウィフトの11thスタジオ・アルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』(TTPD)が、全米にて発売からの3日間で、すべての形態(デジタル・ダウンロード、CD、レコード、カセット)で150万ユニットを売り上げた。この数字は、現地時間2024年4月19日から21日までのアルバムの店頭購入とダウンロード購入の両方と、発売日に到着するよう顧客に発送されたインターネット通販経由の恐らく多数の予約注文を含んでいる。

 既報のとおり、『TTPD』は初日に米国で140万枚を売り上げ、テイラーにとって全米でのアルバム・セールスが過去最大の週となった。このアルバムのセールスは、フィジカルとデジタルで20種類以上の形態が用意されていることも後押ししている。

 さらに150万ユニットの売上の内、アナログ盤の売上は70万枚だ。これはテイラー自身の記録を更新するもので、『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』の初週売上の69万3,000枚(2023年11月2日終わる週)を上回り、アナログ盤のセールスとして現代(ルミネートが1991年にデータ追跡を開始して以来)における最大の週間売上数となった。

 『TTPD』の31曲(ストリーミングとダウンロードのデラックス版に収録)は、アルバム発売から3日間で公式オンデマンド・ストリーミングが4億9,020万再生を記録した。これは現時点で2024年発売のアルバムのストリーミング再生数(楽曲再生数)として最大の1週間であり、ドレイクの『フォー・オール・ザ・ドッグス』が2023年10月12日に終わる初週に5億1,400万再生を記録して以来となる全アルバム中最大のストリーミング再生記録だ。これまでのテイラーのアルバムで1週間に最もストリーミング再生されたのは、20曲で5億4,930万再生を記録した『ミッドナイツ』だ(2022年10月27日に終わる初週)。

 『TTPD』は、最初の3日間で全米で190万換算ユニットを獲得した。これはアデルの『25』が2015年11月26日に終わる週に348万2,000ユニットを初週に記録して以来、全アルバム中最大の週で、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200"が2014年12月にアルバム換算ユニットによる測定を開始して以来、全アルバム中2番目に大きな週となっている。