ベス・ギボンズ、新曲「Reaching Out」のインタラクティブMV解禁

 ポーティスヘッドのボーカリストとして知られるベス・ギボンズが、初ソロ・アルバム『Lives Outgrown』から2ndシングル「Reaching Out」を先行リリースした。

 あわせて公開されたミュージック・ビデオは、エイフェックス・ツインやアルカのコラボレーターとして知られるヴィジュアル・アーティストのWeirdcoreと制作したインタラクティブ型の映像作品となっている。ビデオには、キネティックなSFの空間風景の中を浮遊するベスの4Dモデルが登場し、アルバム・タイトルの『Lives Outgrown』と呼応するように、映像が進むにつれて、ベスの4Dモデルは彼女の人生のさまざまなステージを表すように変化していく。インタラクティブ・バージョンでは、マウスのボタンをクリックしたままにすると、視点を変えたり、ベスの4Dモデルを回転させたりすることができる。

 完成までに10年を要した本作は、アークティック・モンキーズ、デペッシュ・モード、ザ・ラスト・ディナー・パーティーらを手がけるジェームス・フォードとベス本人の共同プロデュース作品となり、トーク・トークのドラマー、リー・ハリスも制作に参加した。

 キャリアを通して最もパーソナルな作品となった『Lives Outgrown』は、ベスの言葉を借りれば「多くの別れ」を経たことで生まれたという。それは、家族との別れ、友人との別れ、そして過去の自分との別れだった。この先の未来は、以前思い描いていた景色と違う。そして過去は突然鋭く自分に問いかけてくる。ここに収録された10曲は、人生の半ばを迎えた今だからこそ生まれた楽曲だ。それでもベスは、変化と再生の10年間を経て、新たな目的を持つようになった。

 「人は死に近づいていく。若い時は、結末がどうなるかわからないし、どのように展開していくのかもわからない。私たちはこれを乗り越えられるって考えるし、物事はきっと良くなるって思う。だけど受け入れ難い結末もある。様々なことを乗り越えた今、私はただ、勇気を持たなければならないと感じてる」とベスは語っている。

 『Lives Outgrown』は、2024年5月17日 にCD、LP、デジタル/ストリーミング配信で世界同時リリースとなる。国内盤CDには歌詞対訳と解説書が封入される。CDは通常盤とハードカバー仕様のデラックス盤の2形態、LPは通常盤(ブラック・ヴァイナル)と180g重量盤のデラックス・エディションの2形態に加え、初回生産限定日本語帯付き仕様デラックス・エディションも発売される。国内盤CDと日本語帯付き仕様デラックス・エディションは、数量限定のTシャツ付セットも発売決定した。

 なお、ベスは【FUJI ROCK FESTIVAL '24】の2日目に出演することも発表されている。

◎リリース情報
アルバム『Lives Outgrown』
2024/5/17 RELEASE