4月10日に東京ドームで開催された「WE ARE! Let's get the party STARTO!!」の最後、村上信五(SUPER EIGHT)の「我々72名からの拍手で、みなさんのことを少しでも応援させてください」という言葉を受けての、ステージからの拍手。深々とお辞儀をする姿も(撮影/加藤夏子)

「ブラザービート」を歌い終え、ラウール(Snow Man)が「『WE ARE! Let's get the party STARTO!!』へようこそ!」と叫ぶと、短いMCに突入。

 永瀬廉(King & Prince)が「本日は総勢13組72名で僕たちのエンターテイメントをお届けします!」、山田涼介が「日頃、応援してくださっているファンのみなさまに感謝の気持ちを込めて、最高のパフォーマンスをお届けしたいと思います!」と語り、ジェシー(SixTONES)が「被災されている方々にも届くように、僕たち全力で声出していきますので、みなさん、声出せますかー? もう一度、声出せますかー?」と呼びかける。

 ここまでは、いわば通常のライブの挨拶だったが、「みなさん、声出てます! 安心してください、声出てます! 喉の調子がいいですみなさん。よかったです!」と続けるジェシーに、会場にはざわめきが起きた。さらにジェシーは、「千賀くんどうですか?」と先輩相手に“暴走”。急に振られた千賀健永(Kis-My-Ft2)が「いや、本当にいいよね。盛り上がってるよね。みんなほんと声出てます」と返すと、ジェシーは「声出てます!」と同意したあと、「さあさあさあ、淳太くんどうですか?」「高橋恭平くんどうですかね?」と、中間淳太(WEST.)や高橋恭平(なにわ男子)にも司会者さながらに振り続ける。その絶妙な人選に、そのたびに会場中が大きな笑いに包まれた。

 続いて登場したのは、西畑大吾(なにわ男子)が「来月CDデビュー控えたあのグループ」と紹介した、Aぇ! group。ロック調の熱いデビュー曲「《A》 BEGINNING」を5万人超を前に熱唱し、初めてそのパフォーマンスを目にした観客をも魅了した。

 そのAぇ! groupを、同じく関西出身のWEST.となにわ男子が囲むようにして、関西ジュニアの盛り上がり曲「バンバンッ!!」になだれ込むと、グループの垣根を超えてのコラボレーションが盛り込まれた中盤に突入。

 KAT-TUNの「LIPS」を、そのバックを長年務めたというKis-My-Ft2、そしてそのキスマイのバックを務めていたTravis Japanの3組で歌い、激しい踊りやバク宙を披露したり、今年デビュー20周年を迎えるSUPER EIGHTのバンド演奏で、同じ関西出身グループで10周年を迎えるWEST.が「サムシング・ニュー」などをステージ狭しと走り回って熱唱したり。終盤には、全グループで声を合わせて歌う楽曲も多数披露された。

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