「考えなくてもいいことまで考える」
テレビ情報誌の編集者は報道番組への抜擢についてこう話す。
「報道に対する資質があるのか気になる人もいると思いますが、勉強家な一面もあるようです。以前に放送されたバラエティー番組では、沢村一樹が波瑠について、セリフを覚えてくるのがいつも前日なので『才能に恵まれて、いいな』と沢村が言うと、彼女は『違います! 努力です』と返したというエピソードを披露。波瑠は、自分はテレビの前に出る仕事の適性は持ってないと思っており、間違えないようにたくさん勉強して練習してきていると話していました。今回、ニュースをよく見るほうだとは言えないとコメントしていましたが、いざ仕事となれば、そこはしっかりと勉強してくるのではないかと思います」
報道番組のコメンテーターとなれば、さまざまなことにアンテナを張って知見を広げることも大切だが、波瑠は自身のことを「考えなくてもいいことまで考えて疲れる人間なんです」と分析(「CREA」2022年3月19日配信)。その日にした会話も頭から離れず、家に帰っても脳の中の“ギガバイト”がずっと消耗されている感じだという。家族からは「あんた、そんなことを考えながら人としゃべってるの?」「変わってる」と言われることもあるようだが、その性格がニュースに対するアンテナの高さにつながれば、仕事にも生きそうだ。