【2024 iHeartRadio Music Awards】ビヨンセ、先入観なくアートを楽しむことについて受賞スピーチで語る

 現地時間2024年4月1日の夜、【iHeartRadio Music Awards】で<イノベーター賞>を受賞したビヨンセが、ステージ上で同じくアイコン的存在であるスティーヴィー・ワンダーからトロフィーを受け取った。

 ビヨンセはスティーヴィーに、「一生聴き続けられる人は誰かと聞かれるたびに、いつもあなた(と答えています)。神のご加護を」と語りかけ、リリースしたばかりのアルバム『カウボーイ・カーター』に収録されているドリー・パートンの「Jolene」のカバーでハーモニカを吹いてくれたことに感謝した。彼は、「世界がより良い場所になるよう(人々を)刺激してくれたことに感謝したい」とビヨンセに優しく伝えた。

 心のこもった受賞スピーチで、ビヨンセはイノベーター(革新者)としての在り方について語った。現在のカントリー時代に合わせ、フリンジ付きのレザーのジャンプスーツ、バックル付きの大きなベルト、洗練された黒のカウボーイ・ハットといういでたちで彼女は、「イノベーションは夢から始まりますが、その夢を実行に移す道のりはとても険しいものです。イノベーターであるということは、誰もが不可能だと信じていることを実行することです。イノベーターであることは、しばしば批判されることを意味し、それは多くの場合メンタルの強さが試されます。イノベーターであることは、信仰に頼り、神があなたをキャッチし導いてくれると信じることです」と観衆に語った。

 そして彼女は、「すべてのレコード会社、ラジオ局、授賞式(に関わる方々)へ。先入観を持たずにアートを楽しむことで得られる喜びと解放に対して、私たちがもっとオープンになることを願っています。この賞を、変化を生み出すために人生と芸術を捧げてきたすべての革新者たちに捧げたい。あなた方の犠牲と強い力、そして不屈の精神に感謝します」と続けた。

 次にビヨンセは、故シスター・ロゼッタ・サープ、トレイシー・チャップマン、リンダ・マーテル、故プリンス、アンドレ・3000、故ティナ・ターナー、故マイケル・ジャクソン、そしてスティーヴィー・ワンダーなど、彼女にインスピレーションを与えた芸術的革新者たちに感謝の意を表し、「あなたが夢を実行したことで、私たち皆が後に続くことができました」と拍手を送った。

 彼女は最後に、所属するパークウッド・エンターテインメントのチームと、“私の支えで親友”と呼ぶ夫のジェイ・Z、そして“私のインスピレーションで最大の祝福であり続けている”という12歳のブルー・アイヴィーと6歳の双子のサーとルミの3人の子どもたちに感謝した。

 ビヨンセの『カウボーイ・カーター』は3月29日に発売され、Spotifyで2024年に1日で最も再生されたアルバムとなり、Amazon Musicでは女性アーティストによるカントリー・アルバムとして史上最多の初日再生数を記録した。