「Surface 3」のWi-Fi通信機能モデル
「Surface 3」のWi-Fi通信機能モデル
この記事の写真をすべて見る

 日本マイクロソフトは10月8日、Windowsタブレット「Surface 3」のWi-Fi通信機能モデルを9日に発売すると発表した。同社の直販サイトのほか、全国の家電量販店で販売される。本体の容量は64GBと128GBで、税込み価格は64GBが7万7544円、128GBが8万8344円。

「Surface 3」は2015年6月に発売されたが、国内の個人向けには、モバイル通信機能があるLTEモデルしか販売していなかった。すでに、海外ではWi-Fi通信機能にしぼった安価なモデルが売られているため、モバイル通信機能を必要としない国内のユーザーにとっては「割高な状態」が続いていた。新製品の登場で、いずれのタイプも1万800円安く購入できる。

 新製品はOSのバージョンが新しくなり、「Windows 10」を搭載している。ノートパソコンのように使える「デスクトップモード」と「タブレットモード」をスムーズに切り替えられるほか、新しいWebブラウザ「Microsoft Edge」が利用可能だ。また、Office365サービスを付属し、ワードやエクセルなどが使用できる。

 日本マイクロソフトは、Wi-Fi通信機能モデルの国内販売が遅れた点について「特にお話しできる情報はない」(広報)と話している。

(ライター・河嶌太郎)