2.分からないときは、分からないことは自分のせいなのだと考えてみること
「分かりません」と口にしてみよう。相手に対して、これこれの仕方で受け取るべきではないとか、見解が誤っているとか、「言っていることの意味が分かりません」などとは言わないようにすること。相手の意見を認めるために、なにもそれに賛成をする必要はない。
異議を唱えるのは「友人の幸せを願う」から
3.友人があなたの忍耐の限界を超えるような考えを持っているときは、その考えについての会話をもつよう努力すること。
あくまで個人的に、そして誠実にアプローチしてみよう。相手がそういう考えを持っていることについて、あなたの気が気でないこと、そしてそのことについて話したいことを伝えよう。
その考えが人間関係に修復しがたい溝をもたらし、友情がそこで終わるということもあるかもしれない。
もしそうなってしまったとしても、議論して袂を分かったほうが、怒りや恨みを抱いたままよりもずっとましだ。
友人の考えに異議を唱えるのであれば、自分の動機が相手の幸せを願う純粋な気持ちからであり、自分が正しくあろうという願望からではないかを確かめよう。最も大切なことを忘れないように親切でいよう。
4.結婚相談所の格言「正しさと結婚は別物である」を肝に銘じること。
健全で有意義な人間関係が、自分の正しさを立証したい、正しくありたい、他人の行動を正したい、そして議論に勝ちたい、という頑なな欲求のために、不必要にも台無しにされることはよくあることだ。友人が間違っていてもそんなことは気にしないことだ。