<イベントレポート>ATEEZが熱いパフォーマンスで寒さを吹き飛ばす、『NOT OKAY』発売記念イベント

 韓国の8人組ボーイズグループ、ATEEZ(エイティーズ)が日本オリジナル・シングル『NOT OKAY』のリリースを記念して、発売日翌日の2月29日に東京・六本木ヒルズアリーナにてショーケースを開催した。

 ATEEZは、2023年にリリースした2ndフルアルバム『THE WORLD EP.FIN : WILL』がBillboard 200で自身初の1位を獲得、またK-POP第4世代のアイドルとしては初の全英アルバムチャートで2位にチャートインするという快挙を成し遂げた。日本では2月3日・4日に、さいたまスーパーアリーナでコンサートを行い、2日間で34,000人を動員。彼らの人気は世界中でとどまることを知らない。

 この日のショーケースは2部制で、抽選で招待されたATINY(ファンの呼称)は、彼らの新曲の初パフォーマンスを間近で見ることができた。当レポートでは1部の模様を紹介する。

 MCに古家正亨が登場し、ATEEZのこれまでの軌跡を紹介。そしていよいよ、8人の登場だ。彼らがステージに現れると、屋外で少々寒さを感じていた会場にも大歓声がおき、一気に熱気に包まれた。「8 makes 1 team」というお決まりの挨拶から始まり、ステージ左からYUNHO(ユンホ)、SEONGHWA(ソンファ)、SAN(サン)、YEOSANG(ヨサン)、HONGJOONG(ホンジュン)、WOOYOUNG(ウヨン)、JONGHO(ジョンホ)、MINGI(ミンギ)の順に、みんな流暢な日本語で一人ずつ挨拶をする。MCから「緊張していますか?」と尋ねられるくらいメンバーも少し緊張気味であり、SANは「寒いですから!」と答えていた。

 フォトセッションを挟み、「Days」を初披露。この曲はニュー・シングルのカップリングに収録されている。8人がマイクスタンドの前に立ち、優しく歌い上げていく姿と、〈大好きだ〉と何度も繰り返される歌詞がATINYの心を温かく包み込む。MINGIやSANが左右に大きく手を振り、それに合わせてAITNYが持っているペンライト=ライティニが会場を揺らす。最後にMINGIが「本当に大好きよ」と言って、さらに会場を沸かす。

 パフォーマンスが終わると、曲についての質問へ。メンバーはほぼ日本語で答える。SANは「ATINYに伝えたかった歌詞です」、HONGJOONGは「ATINYが大好きな曲を作りました」、WOOYOUNGは「ATINYが大好きになってくれる曲だと思いました。今まで出した“ハーン”という曲の中で一番好きです」と、それぞれ思いを伝える。

 続いて、この曲のテーマを聞かれ、HONGJOONGが「今まで一緒に過ごした時間だけ、これからもいたいという曲です」、YEOSANGは「僕が一番好きなのはATINYなんだと感じた歌です」、JONGHOは「僕はATINYがそばにいるときが大好きです」と言うと、MCがJONGHOの日本語の上達具合を褒める場面もあった。

 そして、先日公開された「NOT OKAY」のミュージック・ビデオ撮影のエピソードへ。MINGIがおもむろに立ち上がり何かを話すかと思ったら、「本当に寒いですね」とATINYに問いかけて、MINGIらしく笑いを誘う。YUNHOが「合成のように行ったり来たりするのが大変でした」と語り、SANは「YUNHOの顔がかっこよかった!」と言うと、そこでYUNHOが実際のシーンを披露し、ATINYから歓声が上がる。

 MV撮影時の思い出を聞かれるとSANは「ご飯がおいしかったです。トッポギとスンデと……」と笑顔で語る。そして、ATEEZの魅力はパフォーマンスということで、「ポイントダンスは?」と聞かれると「気を集めて、それを投げるような振付です」とSEONGHWA。そしてそのパートを再現する。YUNHOは「MINGIのダンスブレイク」とのことで、MINGIもその部分を披露してくれた。そしてMINGIは「僕たちの顔です!」と自信満々に話しながらも笑いを誘っていた。

 MCからは4月にアメリカで開催される【コーチェラ・フェスティバル】に出演することに触れられ、MINGIが即興ラップを披露。HONGJOONGは「とても驚いたし、ANITYが喜んでくれて、とても楽しみな気持ちになりました」と、キャプテンらしく感謝の気持ちを伝える。【コーチェラ】ではどんなパフォーマンスが見られるかという質問に対して、YEOSANGは「ATEEZの一番カッコいいステージを見せたいです」、SANは「ATEEZらしいパフォーマンスを見せたいので楽しみにしていてください」と期待を沸かせる。「共演したいアーティストは?」という質問に、MINGIは「【コーチェラ】のステージに(同じ日に)立つ予定であり、僕が好きなアーティストのYOASOBIと音楽を作ってみたいです」、WOOYOUNGは「僕は【D.U.N.K】でご一緒してBE:FIRSTさんのファンになったんです。韓国に帰ったら恋しくなりました。また一緒にコラボできたらいいなと思います」と、それぞれの思いを語ってくれた。

 そろそろ時間だということで、最後に一言ずつメンバーが感想を述べる。感謝とこれからの期待を述べつつも、メンバーはそれぞれの名前にちなんだ日本語「ありがトンファ」「お疲れサン」「おはヨサン」「愛してるホン」「ありがとウヨン」「大好きチョン」、そして最後は「おやす?」「ミンギー!」のコール&レスポンスで閉めくくった。

 一度メンバーは準備のためにステージから去る。その間MCより、夏にファンミーティングが開催される旨も伝えられた。ステージ裏の声だしがそのまま会場に聞こえてきて、期待が高まる。

 そして、いよいよ新曲「NOT OKAY」の初パフォーマンス。「信じる者は自分で見定めろ」というATEEZらしい強い意思が込められている楽曲で、シンクロ率にこだわったパフォーマンスというだけあり、韓国特有の“カルグンム”(一糸乱れぬダンス・パフォーマンス)を披露。ショーケース前日には応援方法のビデオがYouTubeで公開されており、ANITYの声援がヒルズアリーナに響きわたる。そして、ATEEZのメインヴォーカル担当、JONGHOの力強い歌声がアリーナにこだましていた。約40分にわたるショーケースは野外にもかかわらず、ATEEZとATINYの歌声と歓声で寒さを吹き飛ばす貴重で熱いイベントとなった。

 ATEEZは4月12日と19日に開催される【コーチェラ・バレー・ミュージック&アート・フェスティバル】に史上初K-POPボーイズグループとして出演。このフェスティバルは毎年YouTubeでリアルタイム配信されているため、ぜひ今年もチェックしたい。

Text by Rumi M
(C) KQ Entertainment