エムドゥ・モクターの最新アルバム『Funeral For Justice』が、2024年5月3日にリリースされる。今作からタイトル・トラックがミュージック・ビデオとともに公開された。
2019年に世界的にブレイクしたアルバム『Afrique Victime』のリリース後、世界ツアーを行った2年間の締めくくりとしてレコーディングされた本作は、ナイジェリア出身である4人組の獰猛な姿を捉えている。サウンドはより一層ラウドになり、より速く、よりワイルドに進化している。ギターソロはフィードバックが炸裂し、歌詞は情熱的かつ政治的、抑制や失速は一切ない。
現在のエムドゥ・モクターはバンドとして活動しており、モクターに加えて、リズム・ギタリストのアフムードゥ・マダサネ、ドラマーのスレイマン・イブラヒム、そしてアメリカ人ベーシスト兼プロデューサーのマイキー・コルタンの4人組となっている。
「“Ilana”が突破口となったアルバムで、俺たちがむき出しのロック・バンドであるということを示すものだった。そして“Afrique Victime”は、そのヴィジョンの集大成だった。ニューヨーク州北部の、家具ひとつない家で5日間かけて全曲をレコーディングした」とコルタンは語っている。
『Funeral For Justice』は、現在のあらゆる状況を鑑みて、政治的なメッセージを強く打ち出した内容となっている。国内盤CDには解説書、歌詞対訳、ボーナス・トラックが追加収録される。輸入盤はCDと通常ブラック・ヴァイナルに加え、数量限定レッド・ヴァイナルが発売される。
◎リリース情報
アルバム『Funeral For Justice』
2024/5/3 RELEASE
<CD国内盤>
2,600円(plus tax)
Photo: Ebru Yildiz