仕事や家庭、人間関係において「成功した人生」を送るには、どうすればいいでしょうか? TVやSNSなどで成功者のエピソードを見聞きすると、誰しもが「自分もこういうふうになりたい」と思うものです。
そこで今回は、野心的な夢から小さな目標まで、あなたの「成功」を手助けするアドバイスが満載で、「人生に悩む人のバイブル」「何度も読み返したい」と反響を呼び続けている『成功者がしている100の習慣』(著:ナイジェル・カンバーランド)より一部を抜粋・編集して、「なぜか陰で嫌われてる人」の話し方のクセを明かします。
成功者の習慣:ボディランゲージを活用している
成功する人は身振りをうまく使ってコミュニケーションをしていて、成功しない人は非言語コミュニケーションに鈍感である
「なぜか嫌われてる人」は話と身振りが矛盾している
好むと好まざるとにかかわらず、あなたの身振りは常に人の目に触れています。自分ではコミュニケーションを取っていないと思っていても、身振りで他人にメッセージを送っているのです。
成功のためには、良好な人間関係を保つことが不可欠です。そしてそのためには、自分の身振りをコントロールし、相手の身振りをよく理解しなければなりません。ボディランゲージは、コミュニケーションでとても大きな役割を担っているからです。
他人を信頼していることを証明したいのなら、ボディランゲージでも同じメッセージを発信すべきです。腕を組み、アイコンタクトを避けていると、相手はあなたから信頼されているとは感じません。
身振りは無意識のうちに相手の受け止め方に影響します。言葉と身振りが矛盾していると、「冷たい」「ずるい」といった印象を与えてしまうのです。
第一印象で失敗しない「3つのポイント」
ボディランゲージの意識的なコントロールが特に重要なのは、初対面の相手と接するときです。一度相手に与えてしまった第一印象を変えることは、とても難しいからです。
初対面の相手には、自信と信頼を感じさせるように振る舞いましょう。
●笑顔をつくり、相手の目を見て、しっかりと握手する。
●背筋を真っ直ぐに伸ばす。座っているときは、足をそわそわと動かさない。
●ドレスコードに合わせた服装をする。どのような服装をすればいいのかわからない場合は、フォーマルなものを着る(周りよりもラフな格好をしてしまうことはありがちなので、気をつける)。
自分のボディランゲージや非言語コミュニケーションが相手にどう伝わっているかは、簡単にはわからないものです。友人や家族に、自分の身振りのクセや、どんな印象を与えているかを尋ねてみましょう。
耳が痛い指摘が返ってくるかもしれませんが、無意識の身振りによって相手に悪い印象を与え、面接に失敗したり、デートで嫌われたりするよりもはるかにマシです。
(本稿は、『成功者がしている100の習慣』より一部を抜粋・編集したものです)