メイン画像
この記事の写真をすべて見る

今日19日(月)は東北地方で2月としては記録的な高温となりました。ただ、明日20日(火)以降は気温が一気に下がり、真冬の寒さに戻るでしょう。また、21日(水)~22日(木)は東北南部を中心にまとまった雪となる恐れがあります。今後の情報に注意が必要です。

今日19日(月) 2月としては記録的な高温に

画像A

今日19日(月)は南から暖かい空気が流れ込んだことに加えて午前を中心に広く日差しが届いたため、各地で気温が上がりました。16時現在、最も気温が上がったのは岩手県久慈市で21.0℃、岩手県岩泉町小本で20.7℃、山形県鶴岡市で20.6℃などと、季節外れの暖かさとなりました。また、秋田市や会津若松市では2月としては観測史上初めて20℃を超えました。

明日20日(火)以降は真冬の寒さ 21日(水)~22日(木)南部中心に広く積雪か

画像B

明日20日(火)は前線の影響で朝にかけて雨の降る所が多いでしょう。日中は天気が回復しますが、夜になると宮城県や福島県など東北南部で再び雨や雪の降る所がありそうです。なお、前線通過後は上空に寒気が流れ込むため、19日(月)よりも気温が大きく下がるでしょう。盛岡や仙台、福島では最高気温が10℃を超える予想ですが、これは午前中までに観測される予想です。午後は一気に気温が下がり、夜は5℃前後まで冷え込むでしょう。明日20日(火)は服装選びにお気を付け下さい。

21日(水)から22日(木)にかけては、前線や本州の南岸を進む低気圧の影響で東北南部を中心に広い範囲で雪が降るでしょう。仙台市や福島市など市街地でも積雪となる恐れがあります。交通機関等に影響が出る可能性も考えられますので、最新の情報をこまめに確認するようにして下さい。

23日(金)から24日(土)は冬型の気圧配置や上空の寒気の影響で、青森県や秋田県では雲が広がりやすく、雪の降る所があるでしょう。降り方は比較的弱く、大雪の恐れはなさそうです。一方、山形県や東北太平洋側では日差しの届く所が多いでしょう。ただ、気温はあまり上がらず、この時期らしい寒さとなりそうです。

25日(日)から26日(月)にかけては日本の南岸を低気圧が発達しながら東へ進む予想です。このため、東北地方の広い範囲で雨や湿った雪が降るでしょう。26日(月)は海上を中心に風が強まる予想で荒れた天気となる恐れもあります。低気圧の進路や発達具合にはまだ幅があるため、今後の情報に注意して下さい。