@JAM ALLSTARS 2015
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「@JAM EXPO 2015」のオフィシャルナビゲーターを務める期間限定スペシャルユニット「晏美蘭(あんみらん)」 
「@JAM EXPO 2015」のオフィシャルナビゲーターを務める期間限定スペシャルユニット「晏美蘭(あんみらん)」 
晏美蘭のCD「girls@party」
晏美蘭のCD「girls@party」
橋元恵一さん
橋元恵一さん

 8月29日に横浜アリーナで開催される“世界最大級! アイドルによる国際見本市”「@JAM EXPO 2015」の開催が迫ってきた。このイベントを主宰する「@JAM」は、日本のポップカルチャーを様々な切り口で紹介するライヴ・プロジェクト。総合プロデューサーを務める橋元恵一さんに、EXPO限定ユニットの話や、8月上旬に開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL2015」との関係などを、ざっくばらんにうかがった。

――「@JAM EXPO」には、“@JAM ALLSTARS”という、垣根を越えた特別な顔合わせがあります。2014年度のオールスターズは関根梓(アップアップガールズ(仮))、新井ひとみ(東京女子流)、高橋麻里(Dorothy Little Happy)、鈴木真梨耶(Cheeky Parade)、相沢梨紗(でんぱ組.inc)の皆さん。今年度は天野なつ(LinQ)、岡本真依(ひめキュンフルーツ缶)、藤咲彩音(でんぱ組.inc)、村上来渚(GEM)、渡邊璃生(ベイビーレイズJAPAN)の皆さんです。曲は引き続き、ヒャダインさんが書いたテーマ・ソング《夢の砂 ~a theme of @JAM~》です。

橋元 24時間テレビの《サライ》があるでしょう。僕は《夢の砂》を「@JAM EXPO」における《サライ》にしたくて、“《サライ》的な感じで”とヒャダインに曲を発注したんです。結果、すごくポップな曲が上がってきたんですけど(笑)。基本的には、この曲を毎年異なる顔ぶれのオールスターズが歌い継いでいくという流れを考えているんです。去年のオールスターズは最高にして最強みたいな方たちが並んだわけじゃないですか。@JAMが懇意にしているグループから、なおかつ歌のうまいメンバーに集まっていただいて、本当にすごいパフォーマンスをしていただいた。今後も歌い継いでいきたいし、語り継いでいきたい楽曲でもあるので、今年は別のユニットからのメンバーを集めてやりたいなと思ったんです。でんぱはもちろん、GEMもLinQもベビレもひめキュンも@JAMに欠かせないんですけど、だからといって全部グループが入れ替わっちゃうと、去年からのつながりに欠ける。去年も@JAMに参加したグループから、ひとり入れたかった。そのバトン役をでんぱ組にお願いしたんです。

――さらに今年の「EXPO」のオフィシャルナビゲーターとして、期間限定スペシャルユニット「晏美蘭(あんみらん)」が結成されました。メンバーは小林晏夕(東京パフォーマンスドール)、富永美杜(callme)、溝呂木世蘭(Cheeky Parade。略称チキパ)の皆さんです。

橋元 これは、昨年のオフィシャルナビゲーターであるユフ♬マリ(寺嶋由芙とDorothy Little Happyの髙橋麻里によるユニット。2015年度「EXPO」で再結成される予定)の今年版ですね。

――ユニット名も素晴らしいと思います。「あんみらん」という響きがいいですし、《girls@party》という曲も覚えやすくて楽しいです。結成のいきさつは?

橋元 SHOWROOMの番組(@JAM応援宣言!「@JAM THE WORLD」)を一緒に担当している溝呂木世蘭と何かできないか、というのが最初にあったんです。彼女はもともとダンスが得意だし、割とアグレッシヴなことができる。そこで、彼女と結び付けたら面白そうなグループのメンバーを呼んで、ポップでカラフルな感じの楽曲を作りたいと思ったのがきっかけです。《girls@party》の曲作りに関しては、チキパチームと相談しました。
 去年のユフ♬マリはどっちかというとシャンプーとかt.A.T.u.とか(※それぞれ英国、ロシアのガールズ・デュオ)、ああいう感じの曲に、外国から見た日本のイメージを乗せました。「日本といえばこんな感じなんじゃないか」というような雰囲気で、いわゆる着物っぽい衣装にして、「日本のカルチャーを紹介する人たちです」ってイメージにしたかったんですけど、今年はもう少しポップに行こうということで、真逆になっていると思います。

――しかも「晏美蘭」は8月1日、2日開催の「TOKYO IDOL FESTIVAL 2015」にも出ました。メンバーが舞台上で「@JAM とTIFはお友達です」と言っていました。

橋元 「去年はユフ♬マリ出れなかったんで、今年は晏美蘭を出して」とひたすらプレゼンしていたので、なんとかなって良かったという感じです。TIFのスタッフと知り合った頃は、まだ僕は自分がそういうイベント(=夏の大きなアイドル・イベント)を作るとは思ってなかった。そんななか、「来年、TIFがあるかどうかわからない」という話が非公式で聞こえてきて、「それならこちらでやりましょう」と始めたのが「@JAM EXPO」のきっかけだったんです。TIFとはライバルというより、一緒にアイドル・シーンを盛り上げる仲間という感じですね。「晏美蘭」はTIFだけではなくて、8月3日のアイドルネイション(a-nation island IDOL NATION × TOKYO IDOL FESTIVAL ~KOO MEETS IDOL KOO輩 大集合!~)にも出ましたし、そこは嬉しいことに横断してやらせてもらっています。[次回9/14(月)更新予定]

■@JAM EXPO ホームページ
http://at-jam.jp/expo2015/