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「芸能界最強占い師」として知られ、25年間で7万人以上を無償で占い続け、新刊『ゲッターズ飯田の五星三心(ごせいさんしん)占い2024』も話題のゲッターズ飯田さん。新年早々、「今年のあなたは不運です」って言われたら嫌な気持ちがしますか? でも飯田さんは「不運」は未来にあふれる幸福の源泉かもしれない、と考えています。(朝日新聞出版刊『ゲッターズ飯田の運の鍛え方』から一部抜粋・再編集)

【写真】ボロボロになるまで…ゲッターズ飯田さんが外した「赤い仮面」

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ゲッターズ飯田が経験した「どん底」

「運が悪いなぁ」と感じても、過ぎてしまえば何てことはなく、1年前の悩みなんてほとんど忘れていることが多いもの。でも、人生には本当に追い込まれることもあって、僕も「どん底」を経験したことがあります。

 僕が芸人をやめたころの話です。

 占いはその前から勉強していて、僕の占いがすごく当たると言われていた時期がありました。そのとき、自分を占って「死ぬ」と出たんです。

「死ぬ」と出ているので、お金を残してもしかたないと思い、1か月前からお金を使い続けたら手元に68円しかなくなりました。会う人にも、もう会えなくなるからと占いをし続けて、いよいよか? という日がやってきました。

 すると突然、家電が4つくらい一気に壊れて、次に携帯が壊れてメモリが全部消えたんです。布団をかぶって死ぬ覚悟を決めました。

 でも死ななかった。

 物が壊れたのは身代わりになってくれたのかなと思いましたが、お金もないし、携帯のメモリも消えて誰とも連絡がつかない。でも死ななかったんだから生きるしかない。  

 さて、どう生きるか……。

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ゲッターズ飯田

ゲッターズ飯田

これまで7万人を超える人を無償で占い続け、20年以上占ってきた実績をもとに「五星三心占い」を編み出し、芸能界最強の占い師としてテレビなど各メディアに数多く登場する。『ゲッターズ飯田の五星三心占い』は、シリーズ累計1000万部を超えている(2023年9月現在)。6年連続100万部を出版し、2021、22年は年間BOOKランキング作家別1位(オリコン調べ)と、2年連続、日本で一番売れている作家。

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