最近も、“眞子さんから譲り受けた”と思われる服が話題になった。まだ記憶に新しい、23年11月、南米ペルーに佳子さまが公式訪問されたときだ。青木氏はこう話す。

「23年11月6日ペルーのクスコで教会をご訪問の時にお召しになっていた、身ごろがターコイズブルー、スカートが花柄のワンピースも、17年6月2日に眞子さんがブータン訪問で着用されていたものと同じものとお見受けしました。こちらは、丈や身幅など少し調整なさっているようです」

 佳子さまは、眞子さんから受け継いだものを大切にしながら、「自分らしさも追求している」と青木氏は指摘する。

「佳子さまがお一人で公務に臨まれることが多くなってきた時期から、ある時はよりフェミニンに、ある時はよりカジュアルな服装になられたように感じています」

  フェミニンさが印象的だったのは、22年の「いちご色」だろう。

第77回国民体育大会の閉会式に出席した秋篠宮家の次女佳子さまは「いちご」カラー=2022年10月11日 代表撮影

「22年10月11日栃木県『いちご一会とちぎ国体』の閉会式に、佳子さまは赤いレースのワンピースでご出席されました。白い帽子には同じ赤いテープ、そしてイヤリングは紅い花のモチーフです。

 この時のワンピースは、栃木の名産のいちごの色だと話題になりました。

 訪れる国や地方の文化や名産品等に関連したファッションを選択するのは、美智子さまから続く伝統ともいえるものですが、改めて佳子さまがこのような気遣いをされたことで、佳子さまの皇族女性としての存在感が高まったと思います。

 またレースというフェミニンな素材や、イヤリングにパールではなく花のモチーフを選ばれたことで、堅苦しくなく、会場の方々や、メディアで拝見する私達は、より身近な存在という印象を受けたのではないでしょうか」

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カジュアルな佳子さま