姉妹お揃いから、蛍光カラーや膝上丈プリーツスカートへ。こうした装いは、「“自分らしさとは何か?” を模索されていた時代」だったのではと青木氏は推測する。
サイズの合っていないスーツはナゼ?
そのような時期を経て、ここ最近の佳子さまの装いに対して青木氏が感じるのは「意思」や「考え」だという。
「成年皇族となられてから公務において、しばらくは他の女性皇族と合わせた定番の装いという印象でした。しかし、ある時期からその装いの中に、佳子さまの『意思』というか、『考え』を感じるようになりました」
佳子さまの「意思」や「考え」を青木氏がはっきり感じたのは、“サイズが合っていないスーツ”でのことだと話す。
「21年11月23日、『みどりの「わ」交流の集い』の式典で、オンラインでお言葉を述べられた時、佳子さまはブルーグリーンのアンサンブルスーツで臨まれました。
パールのネックレス、イヤリング、ブローチと、アクセサリーも女性皇族の定番でしたが、このお姿を見た時に少し違和感がありました。スーツのサイズが合っておらず、やや大き目な印象だったのです。実はこの行事は、19年までは眞子さんが出席されていました。
そして、佳子さまがお召しになっていたのは、19年11月25日『みどりの「わ」交流の集い』の時に眞子さんが着用されたスーツと同じ色・デザインでした。これは佳子さまが眞子さんから譲り受けられたのものなのでしょう。
皇族の役目を立派に果たして来た姉に対する尊敬の気持ちと、姉の公務を引き継いでゆく、という佳子さまの意思を見た思いがしました」