お揃いから徐々に変化が

 29歳になられた佳子さまだが、年を重ねてこうした「自分らしさ」を磨いてきたと青木氏は指摘する。幼少の頃のお出ましのときは、姉の眞子さんと「お揃い」だった。

1999年 34歳の誕生日を迎える秋篠宮さまと赤坂御用地西門内の広場を散策する長女の眞子さま、次女の佳子さま、紀子さま。姉妹「お揃い」の1枚 宮内庁提供

「当たり前のことですが、佳子さまはお誕生以来、常に眞子さんとご一緒でした。幼少の頃は、“お揃い”で、チェックのワンピースに白い襟に紺のボレロ、水色地に白い襟のワンピースなど、似たような装いが多くみられました。

 これはお母さまである紀子さまの選択を、ご姉妹で受け入れられていたとお察しします」

 佳子さまの装いに大きな変化が表れたのは、13歳の夏だ。佳子さまはネオンカラーのTシャツで、ご一家の写真におさまっている。「グッと大人っぽいファッションになった」と青木氏は話す。

2009年悠仁さま2才のころ、那須御用邸をを散策する秋篠宮ご一家、(左から)悠仁さまを抱く紀子さま、秋篠宮さま、眞子さま、佳子さま 宮内庁提供

「2008年8月、悠仁さまが2歳のお誕生日を前にご静養先でのご一家での写真では、秋篠宮さま、紀子さま、眞子さんが水色系のお召し物であるところに、佳子さまは蛍光色の黄色を着用されており、目を引きました。

 13歳の夏休みは、多くの人にとって自我が目覚めるときでもありますよね。翌09年11月、赤坂御用地をご一家で散策される写真では、膝上丈のチェックのプリーツスカートにブーツ、白いシンプルなセーターを合わせられていた。中学3年生になられた佳子さまは、すっかり大人っぽいファッションでした」

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佳子さまの自分らしさ探し