現在放送中のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の第12週から出演している女優の小雪(47)。主人公・スズ子が思いをはせる愛助の母親かつ、日本有数の興行会社である村山興業の社長という役どころで、12月15日に放送された次週予告で初登場。これに対してSNSでは「小雪のラスボス感に震える」「これは怖い!」と反響を呼んだ。
1998年に放送されたドラマ「恋はあせらず」(フジテレビ系)で女優デビューし、パリ・コレクションにも参加するなど、モデルとしても活躍した小雪。かつては洗練されたクールビューティという印象が強かったが、ときを経て、朝ドラの予告での一瞬の出演でも話題になるほどの“貫禄っぷり”を見せつけた。
「小雪さんは2011年に俳優の松山ケンイチと結婚し、3児をもうけました。女優業に本格復帰したのは最近ですが、他の作品でも母親役を演じています。例えば、昨年11月に公開された12年ぶりの主演映画『桜色の風が咲く』では、9歳で失明し18歳で聴力を失った息子を支え続け自立させていく、たくましい母親役を好演しました。また、5月に配信され、相撲界を描いたNetflixシリーズ『サンクチュアリ -聖域-』では、相撲部屋の女将役で出演。しっかり者で美貌や柔らかさだけでなく、したたかさも兼ね備えたキャラを上手に演じていました」(テレビ情報誌の編集者)