「芸能界最強占い師」として知られ、25年間で7万人以上を無償で占い続け、新刊『ゲッターズ飯田の五星三心(ごせいさんしん)占い2024』も話題のゲッターズ飯田さん。現代社会でストレスと無縁という人はほぼ皆無ではないでしょうか? でも、ストレスもとらえ方次第でプラスに働くこともあるようです。(朝日新聞出版刊『ゲッターズ飯田の縁のつかみ方』から一部抜粋・再編集)
【写真】ボロボロになるまで…ゲッターズ飯田さんが外した「赤い仮面」
人間関係のストレスは、他人
この世の中にはさまざまなタイプの人がいます。なかには苦手なタイプや、自分には合わないタイプもいて、「この人とはわかり合えない」と感じることは少なくないでしょう。
でも、もしも苦手なタイプというものがなくなって、誰とも仲よくなれればどうなるでしょうか? 人間関係で悩むことはなくなり、ストレスは消えるはずです。
占いのデータを集めるうえでは、誰一人同じ人はいないわけで、どんな人でも「面白い」。
同じ人を何度占っても、人は成長して変わっていくから、変化がわかって「面白い」。
僕はこういう見方をしています。どんな人に会っても「面白い」と思えれば、人づきあいでストレスを感じることは少なくなります。
考えてみれば、ストレスは「他人」なんです。
他人と気が合わない、意見が合わない。それは、その人の持つ「強い欲望」と、自分の持つ「強い欲望」が合っていないだけのこと。
まず、その現象に気づけば、ストレスの原因が一つわかり、気持ちが収まると思います。「それは、自分の欲望を我慢するということ?」と思うかもしれませんが、そうではありません。
人間関係は相対関係だから、押すか引くかです。「我慢するしかない、ストレスだ」と捉えるのではなく、「相手の欲望を叶えてあげよう。そして、その人と仲よくなることから始めよう」と思えばいいのです。
どうしても譲れないこともあるとは思いますが、まずは相手の欲望を認めてあげると、相手も少し引いてくれると思います。そして、押し引きのバランスを取るように、自分の欲望も伝えていけばいいのです。