とりあえずプーの赤シャツの襟をもっと尖ったモノにして、立ててみよう。襟を立てるだけでずいぶん印象は変わります。あとワンポイントで「髑髏のマーク」を入れるとか。髑髏は怖いよ。食べた人の数だけ髑髏を刻んでいくものいい。十字架と共に。もういっそのこと、衣装はガンズ・アンド・ローゼズのバンドTシャツでいい。日替わりでバンTのプーさん。

 思い切って片眉を落とすとかもありです。眉毛ありますよね、プーは。片眉を剃れば、もう山に入っていくしかないわけですよ。『空手バカ一代』の大山倍達のごとく。もの凄い覚悟を決めて山籠りするわけですから、そんな気迫を見たら子供たちは気軽にぬいぐるみを欲しがったり、抱きついたりは出来ないはずです。無事で帰ってきてね……と祈るしかない。

 アイテムとしては、とんがった靴を履かせるとか、ターバン巻いたりサーベル持たせたりのヒール要素も大切です。いっそのこと右手にスタンガン。なんかあったらバチっと行くぞという気構えがギンギンなら子供たちも用心します。あー、には近づくと大 変なことになる恐れがあるんだと。キュートだけど、甘く見てはいけないと。往年の井上貴子(女子プロレスラー)のようなかんじです。

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あ〜した〜、や〜めて〜やる〜