
ソフトバンクは、6月12日に「Xperia Z4」を発売する。他キャリアも6月中旬発売としているので、日程に大差なく発売されることだろう。群雄割拠が続くAndroid端末も各キャリアともに「フラッグシップはXperia」と決め打ちになってきた感もある。
すでにさまざまな記事でiPhone6とXperia Z4が比較されているが、ビジネスマンには、ビジネスツールとしての性能や価値が優先するだろう。ここでは、その視点から両機種を比較してみたい。
ビジネスで使用したい場合、なによりも連続通話時間、待ち受け時間が気になるところ。高性能のガラケーは数日充電しなくても済むが、スマホではさすがにそうはいかない。出先でメールを閲覧して、時には書類のチェックや編集、さらに通話もとなれば、バッテリーが気になるのは間違いない。
■バッテリー
▽iPhone6
連続通話時間:約14時間
バッテリー容量:非公開
□Xperia Z4
連続通話時間:約17時間
バッテリー容量:2930mAh
バッテリー容量については、iPhone6が不明のため比較はできない。気になるのは、Xperia Z4のバッテリー容量がXperia Z3よりも小さくなっていることだ。連続通話時間でもXperia Z3は約28時間だった。Z4はZ3よりもやや小型化していることが影響しているのだろうか。
■サイズ
▽iPhone6
本体サイズ:138.1×67×6.9mm
重さ:約129g
画面サイズ:4.7型
□Xperia Z4
本体サイズ:146×72.9×6.9mm
重さ:約144g
画面サイズ:5.2型
大きさはややXperia Z4の方が大きく、重さはサイズと同じくXperia Z4のほうがやや重い。その分、画面サイズは5.2型のXperia Z4に軍配が上がる。外出先でのメール確認だけならともかく、書類を確認したいといった場合、画面サイズの差は大きい。