物件情報を地図上で表示してくれる「Bing不動産」。地方都市も網羅している
物件情報を地図上で表示してくれる「Bing不動産」。地方都市も網羅している
用途地域を色分けで表示するほか、周辺施設を表示する機能もある
用途地域を色分けで表示するほか、周辺施設を表示する機能もある

 リクルート住まいカンパニー(以下、SUUMO)と日本マイクロソフトは、Web上の地図技術を活用した新しい住宅・不動産情報検索サービス「Bing不動産」を25日より開始した。

 このサービスは、マイクロソフトが提供する地図サービス「Bing Maps」上で、そのままSUUMOによる不動産情報を見ることができる。どんな物件があるか、地図上で一目瞭然でわかるのが特徴だ。

 ほかにも、さまざまな情報を地図上から読み取ることができる。例えば、スーパーやドラッグストア、銀行や郵便局などの位置も地図上に同時に表示できるので、引っ越した時の生活がイメージしやすい。また、絞り込み検索機能もあり、賃料・占有面積・間取り・駅徒歩などの条件を指定できる。さらに、「用途地域」や「地価公示価格」の情報を地図上で重ねて表示させることも可能だ。

 周辺地域の平均賃料を色分けで表示する「賃料ヒートマップ機能」や、例えば共働き世帯で夫婦の勤務先が離れている場合に、どこに住むと通勤時間の面でバランスがいいのか提示してくれる「パワーバランス検索」(仮称)など、さまざまな機能を追加していく予定だ。

 都市部だけでなく、地方の物件情報も表示できるので、引っ越しを考えている人は利用してみてはいかがだろう。

「Bing不動産」のURL:http://www.bingfudosan.jp/

(ライター・河嶌太郎)