パソコンに接続すると、画面に拡大画像が映し出される(サンワダイレクト提供)
パソコンに接続すると、画面に拡大画像が映し出される(サンワダイレクト提供)
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 学生時代、理科の実験で慣れ親しんだ顕微鏡。レンズをのぞき込んだ先に広がるミクロの世界にわくわくした思い出はないだろうか。そんな世界をパソコンの画面で楽しめる顕微鏡が登場した。

 サンワサプライは、パソコンとつなげて使う、デジタル顕微鏡「400-CAM037」を発売した。

 大きさは、幅11センチ、奥行き3.3センチ、高さ3.3センチ、重さ約100グラムと手のひらサイズ。顕微鏡本体に、長さ約40センチのUSBケーブルが付いており、接続したパソコンの画面で被写体を観察・撮影できるというものだ。対応OSはWindows 8.1/8/7/Vista/XP。

 直営オンラインショップ「サンワダイレクト」のみの販売で、価格は3980円(税込み、送料無料)。

 約30万画素のCMOSセンサーを内蔵しており、640×480ピクセルの解像度で撮影した画像は、JPEG形式でパソコンに直接保存される。

 倍率は本体のリングで調節でき、25倍から200倍までの光学ズームができるという。さらに、高さや傾きを調節できるスタンドも付属しているので、定点観察などの際に役立ちそうだ。

 また、レンズの周りには8個のLEDライトを備えており、暗い場所での撮影や接写にも対応。さらに、付属の専用ソフトを使えば、明るさや色合いの調整やズーム表示(2倍まで)などの加工が可能だ。

 大人になってまで顕微鏡? と思うかもしれないが、植物などの自然観察やお肌のチェック、洋服の繊維や機器の細かい確認など、いろいろな用途に使えそうだ。ついつい何でも拡大してみたくなりそうだが、パソコンにつないでいるのを忘れてケーブルを引っ張りすぎないようにご用心。