2019年も様々な作品がリリースされた。ここでは、7月~12月にBillboard JAPANに掲載された洋楽アルバム/EP・レビューを一挙紹介する。
エド・シーラン『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』は、リリースされるとSpotifyで800以上の公式プレイリストに追加され、Spotify月間リスナー数6,960万人を記録。男性アーティストによるポップ・アルバムとしては2019年最大の初動ユニット数を記録し、Billboard 200でも首位デビューを果たした。
これまで3枚のソロ・ミックステープをリリースしているが、これが事実上のデビューアルバムとなったチャンス・ザ・ラッパー『ザ・ビッグ・デイ』。
【2019 アメリカン・ミュージック・アワード】で、ノミネートされていた5部門全てを受賞し、故マイケル・ジャクソンが保持していた史上最多受賞記録を更新したテイラー・スウィフト。8月にリリースした『ラヴァー』ではリリース5日間で『レピュテーション』以来最高となる全米週間ユニットを記録した。
ポスト・マローン『ハリウッズ・ブリーディング』は、前作『ビアボングス&ベントレーズ』(2018年4月)から1年4か月ぶりにリリースされた、通算3作目のスタジオ・アルバム。初登場(9月21日付)から3週連続で1位を独占し、2019年11月には5度目の1位を獲得するなどロングヒットとなっている。
2017年5月にリリースしたソロ第一弾に続く、2作目のソロ・スタジオ・アルバムを発表したハリー・スタイルズ『ファイン・ライン』。男性ソロ・アーティストによるポップ・アルバムとしては最高記録の売上を達成し、Billboard 200でも首位デビューを果たした。