クリスマスに限らず、よく見かけるようになったイルミネーション。
冷えた空気の中でキラキラと光り輝く街路樹やスポットライトで照らされる歴史的建造物、近年人気のプロジェクションマッピングなど、イルミネーションがメインのイベントも目白押しです。
この冬、ぜひチェックしてほしい話題のスポットを厳選してご紹介します。
寒い季節、輝くイルミネーションで明るくホットな気分になりましょう!
もはや冬の風物詩“丸の内イルミネーション”約106万球という圧倒的LEDの数を誇るイルミネーションは実に見事。有楽町と大手町の間、丸の内仲通りの街路樹が冬の凍てつく寒さの中で浮き立つようにきらめきます。その光は丸の内オリジナルの上品なシャンパンカラー。
開催期間は11月13日(木)〜2015年2月15日(日)。
点灯時間は17時~23時(12月は24時まで)。
今年はさらなるエコを目指したNEWエコイルミネーションを取り入れ、太陽光や風力などで発電されたクリーンエネルギーを使用するなど、環境にも十分配慮しているのが素敵です。
仕事の行き帰りや帰郷の際に、ちょっと立ち寄れるロケーションも高ポイント。世界一高いクリスマスツリーへ“東京スカイツリータウン”東京の新名所として3回目のクリスマスを迎える東京スカイツリー。
今年はドリームクリスマスと題して、11月1日(土)~12月25日(木)の17時~23時の間、クリスマスツリーやキャンドルをイメージした3種類の限定ライティングが点灯します。
同時期にはソラマチクリスマスマーケットも開催。本場ドイツからやってきた出店やオブジェ、クリスマスメニューで気分はロマンチックに。
さらに、12月12日(金)からは東京スカイツリータウンの壁に約140mものプロジェクションマッピングを実施予定です。東京スカイツリーの塔体にも投影されるので大迫力間違いなし!
約50万球のLEDのイルミネーションを大切な人と楽しんで!冬に桜が見られる? “目黒川みんなのイルミネーション” 目黒川沿いの桜はお花見の名所として有名ですが、冬でも桜が見られると話題なのがココ。
JR大崎駅から徒歩6分のところにある品川区立五反田ふれあい水辺広場と目黒川沿道では、オリジナルの桜色LEDで桜の木を装飾、美しい「冬の桜(R)」を再現します。
驚くことに、ここで使われるエネルギーはすべて、地域の家庭や飲食店から回収した使用済みの食用油をリサイクルした燃料のみ! 「地産地消」100%でのイルミネーションは、2011年にグッドデザイン賞を受賞したことでも話題になりました。
5回目の開催となる今年は11月21日(金)~12月25日(木)の17時~22時まで点灯予定。
冬の夜、桜色のイルミネーションを愛でながら静かに散策するのも風流ですね。工夫が凝らされているイルミネーション今年は、日本人3名による〈青色LED〉の開発・実用化が、「温暖化対策に貢献、人類の生活水準を高めた」と評価され、見事「ノーベル賞」の物理学賞を受賞したことが大きな話題となりました。
そのおかげで、さらに節電への意識が高まり、エコライフの実現に拍車がかかったともいわれています。
さびしい冬を少しでも明るく過ごしたい、そんな気持ちが込められたイルミネーションもエコを視野に入れて進められています。工夫が凝らされた光にはたくさんの希望や願いが込められているのです。