ただいま29日(土)の朝9時。またしてもビータ中です。大阪のホテルで目覚めて「やば。原稿しめきりすぐだ」とあわわな状況なのですが、実は今日も明日もライブなので、その模様も書きたいので、今回はしめきりギリギリまでひっぱって、旅日記風に書きます。
で、12回で紹介させて頂いた2001年の12月から活動14年めをむかえる、ハーモニカ奏者の続木力と私のデュオユニット「パリャーソ」で関西巡演中。初日28(金)は本町のカフェダイニング「Gazebo」さんに6年ぶりの出演。なんでそんなに間隔があいたのかわからないのですが、我々日本全国を駆け回る股旅稼業は、主催の方と我々演奏者のスケジュール調整も大変なのです(^^;; 「パリャーソ」の場合、関西エリアは清水紹音(じょうおん)さんという、「おーらいレコード」(パリャーソのCDもここから8枚リリースされています)の社長がブッキングしてくれていますが、知る人ぞ知る、この現代の“種田山頭火”のような人物の紹介はまた改めて。
初日は19時半に開演して終ったのが22時半。3時間もいきなりぶっ飛ばしてしまいました。相方は新しいハーモニカ(毎日その場所に置いてあるピアノを弾くピアニストと違い、ハーモニカは消耗品。なじんだ楽器がボロボロになり、新しい楽器になる時はフィットするまで、ほんと大変らしい)に悪戦苦闘中なのですが、アットホームな会場で、久しぶりの再会の方も大勢いらしてくださり、さらにミュージシャンのゲストも4人も飛び入りしてくださり、すごく盛り上がりました。が、なんと言ってもこの日の衝撃(笑劇?)は、友人の小学1年の甥っ子が来てくれたのですが、この子の一言。ライブの感想をきいたのですが、「うん まあまあやな それより しゃべりをもっとちゃんとせんとあかんで」ギャフン(^◇^;) さすが大阪の少年。はい、もっと精進します。
2日目は芦屋の築100年の洋館「ギャラリー開雄」当時のレトロな雰囲気が色濃く漂うこの絶好のロケーションを逃す手はないと、じょうおん社長はパリャーソのPVを撮ろうと画策。芦屋の友人の映像作家、上仲敏郎さんに急遽駆けつけて頂き、私も続木力もまずは演技に専念。そんなに大きな建物ではないのだが、この洋館の中が迷路になっていて、二人がなかなか出会えないのだが、最後に演奏会場であるエントランスホールで無事出会いライブが始まるというシチュエーション。おじさん二人の熱演もあり素晴らしい作品になりそうな予感(ほんまかいな( ^ω^ )) 完成の暁にはYOU TUBE で公開されますので、ぜひご覧ください。
この日もお客様全員の顔がはっきりと見えるくらいの小さなステージだったが、その距離の近い独特の緊張感がいい方に作用し、建物自体の響きの良さもあり、気持ちの良いライブになった。終演後には同じ会場内でお客様に囲まれてのおシャレなティーパーティー。が、私は委細かまわずいつものようにグビグビとビールを飲みほすのであった。ごめんなさい。ティーマスターm(._.)m
さて3日目JR比叡山坂本駅で今日の主催のハーブコーディネーター、コーヒーコーディネーターで、さらにトロンボーン奏者の濱田昭英さんにピックアップして頂いて、濱田さんのご自宅「松風庵」でのホームコンサート。琵琶湖を見降ろす山の上の自然に囲まれた素敵な会場。爽やかな秋風が吹く中、今、無事リハも終了し、お客様の到着を待つばかり。そしてきっと終演後には酒盛りになると思われるので、これにて、ほめちぎ16飛ばします(^ー^)ノ 締め切りに間に合いますように(祈)
このように各地の皆様のお世話になりながら、ツァーは続きます。いつかどこかの会場でお目にかかれますように。心から感謝の気持ちをこめてm(_ _)m[次回12/15(月)更新予定]