ストップモーションアニメ作品『リラックマとカオルさん』の主題歌をくるり、音楽を岸田繁(くるり)が手掛けていることがわかった。
『リラックマとカオルさん』画像
4月19日からNetflixで配信される『リラックマとカオルさん』は、アラサーOLのカオルとリラックマ、コリラックマ、キイロイトリとの共同生活を描く作品。「真面目すぎる」と人から言われることにコンプレックスを抱くカオルの声を多部未華子が演じる。
主題歌は同作のために書き下ろされた「SAMPO」。音楽は全曲岸田繁が担当した。岸田は「リラックマたちの動きに合わせたリズムや、全体的にのんびりとしたムードを作ることを意識しました。作り込み過ぎず、一筆書きを意識してモチーフをさっさかと作っていきました。人形を使ったストップモーションアニメということで、アナログ的なものと、最新の技術の融合を、劇中音楽の中でも追随しました。ウクレレやギターの音なんかも、敢えて生楽器を使わずにプログラミングで作っています」とコメントを寄せている。
発表とあわせて「SAMPO」を使用した予告編が公開。リラックマたちが鯉のぼりを見上げる姿や、床の上で寝転がる様子、カオルが「冬のボーナス、ゼロです」「結婚はできません」と言い渡される場面、カオルとリラックマたちが夜桜見物を楽しむシーンなどが映し出されている。
◎岸田繁(くるり) コメント
・オファーを受けた時の感想は?
お仕事をいただけて光栄でした。スタッフさん達も、熱のこもっている方々だったので、良い温度感を作品に持ち込んで、私の仕事が上手くハマれば良いなと思いました。
・リラックマをご存知でしたか?
はい。シンプルで愛らしいのに、シンメトリックでクールな印象を持っていました。物語のなかで、少し印象が変わりました。
・楽曲制作にあたって意識したことや、チャレンジしたことは?
リラックマたちの動きに合わせたリズムや、全体的にのんびりとしたムードを作ることを意識しました。作り込み過ぎず、一筆書きを意識してモチーフをさっさかと作っていきました。人形を使ったストップモーションアニメということで、アナログ的なものと、最新の技術の融合を、劇中音楽の中でも追随しました。ウクレレやギターの音なんかも、敢えて生楽器を使わずにプログラミングで作っています。
・これから作品をご覧になる皆さんへ、メッセージをお願いします
どのシーンも、ほんのり心に織り目があることに気付くような、人肌感のある物語になっていると思います。カオルさんのアッサリとしたキャラクターと、季節感あふれる物語のシーンに、観ている人たちも引き込まれるのではないでしょうか。
◎番組情報
『リラックマとカオルさん』
2019/4/19(金)からNetflixで配信
監督:小林雅仁
脚本:荻上直子
音楽:岸田繁
主題歌:くるり「SAMPO」
アニメーション制作:ドワーフ
声の出演:
多部未華子
ほか
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