新型アイフォーンを購入したい人は3割を超える…… そんな消費者の意識が、調査会社・MMD研究所が3000人を対象とした調査でわかった。米アップルが9月9日に新型の「アイフォーン6」を発売するのではと現地メディアが盛んに報じるなか、国内のユーザーの関心も高まっている。
今回の調査はドコモとau、ソフトバンクの利用者、それぞれ1000人が対象だ。「購入したい」、「やや購入したい」と回答した人はあわせて35.7%だった。キャリア別でみると、もっとも回答が多かったのはソフトバンクの利用者(42.9%)。次いで、ドコモ(33.5%)とau(30.8%)が続いている。
また、新型アイフォーンは従来型より画面を大きくした4.7インチタイプと、5.5インチタイプの2種類のタイプが発売されるとの臆測が流れている。
どちらのサイズに興味があるのか、購入希望者に尋ねると、40.7%が「5.5インチタイプに興味がある」と答えた。一方、4.7インチに興味があるとした人は20.7%にとどまった。アイフォーン史上、最も画面が大きく見やすい機種に関心が集まっていることがわかる。
さらに、いつ購入したいのかを尋ねると、「予約はしないが、6カ月以内に購入したい」と回答した人が最も多く38.9%。次いで、「予約はしないが3カ月以内には購入したい」が29.9%、「予約し、1カ月以内には購入したい」が16.4%と続いている。一方、「予約し、発売日当日に購入したい」と答えた人は9%にとどまった。まずは様子見といったところか。
新型アイフォーンで過熱するスマートフォン市場の動向に注目したい。