Netflixで公開される予定の故プリンスのドキュメンタリーを、『グローリー/明日への行進』や『13th -憲法修正第13条-』などで知られるアフリカ系女性監督のエイヴァ・デュヴァーネイが手がけることが明らかになった。
2018年10月29日に公開されたDeadlineとのインタビューで彼女は、「プリンスは天才で、感覚に喜びとショックを与える存在だった。彼はあらゆる先入観を粉々にし、境界線を破壊し、自身の音楽を通して心の中のすべてを共有してくれた」とプリンスに対する思いを述べ、「この映画を作るには愛情を込めるしかない。そして細心の注意を払いながら。手掛けることができて光栄だし、(プリンスの)管理財団が与えてくれたこの機会に感謝している」と語っている。
プリンスの管理財団は、デュヴァーネイとドキュメンタリーの編集を手掛けるスペンサー・アヴェリック(Spencer Averick)に、未発表曲も含めた膨大な量のプリンスのアーカイブにアクセスする許可を出した。ここ数か月の間、2人は米ミネソタ州ミネアポリスにあるプリンスの自宅兼スタジオ、ペイズリー・パークを何度も訪れているという。
ドキュメンタリー製作はまだ初期段階で、公開日は未定だ。