【ビルボード】米津玄師『BOOTLEG』総合アルバム完全制覇 テンフィと嵐が続く
【ビルボード】米津玄師『BOOTLEG』総合アルバム完全制覇 テンフィと嵐が続く

 2017年11月13日付の総合アルバム・チャート“Hot Albums”では、米津玄師『BOOTLEG』が総合首位を獲得した。

 前作から約2年ぶり、自身通算4枚目のアルバムとなる『BOOTLEG』は、「LOSER」「ナンバーナイン」「orion」「ピースサイン」のシングル4曲に加え、ハチ名義で発表されたボカロ楽曲「砂の惑星」、DAOKOとのコラボ楽曲「打上花火」のそれぞれセルフカバーも含む、全14曲を収録。その内の多くが総合ソング・チャート“JAPAN HOT100”を賑わせたヒット曲であり、リリース前から大きな注目と期待を集めていた本作は、初週累計162,816枚を売り上げたCDセールス1位、24,765ユニットで2位以下と大差をつけたダウンロード1位、そしてルックアップでも盤石の1位と、“Hot Albums”を構成する全指標でトップを獲得している。2017年下半期の“Hot Albums”完全制覇は、スピッツ、欅坂46、桑田佳祐、DREAMS COME TRUEに続く5組目で、本作が幅広い層から支持を集めていることが分かる結果となった。

 10-FEETの約5年ぶり、結成20周年を飾るオリジナル・アルバム『Fin』は、初週累計43,713枚を売り上げてCDセールス2位、そのほか、ダウンロード5位、ルックアップ4位と、全指標で高順位となり総合2位を獲得。続く総合3位には、CDリリースから3週目の集計となる嵐『「untitled」』がチャート・イン。CDセールス5位としつつ、ルックアップでは2位であることから、その音楽性の高さが注目を集めていると予想できる。

 フジテレビ系『めちゃ×2イケてるッ!』の終了決定が波紋を呼ぶ中、10月14日の放送に出演した三浦大知のアルバム『HIT』は、2017年10月30日付の“Hot Albums”で30週ぶりにトップ10内に浮上。翌週16位まで順位を落としたものの、未公開SPの放送があったこともあり、今週は2ランク上げて総合14位をマーク。ダウンロード7位となっているので、いまだネット上でバズり続けているようだ。

◎【Hot Albums】トップ10
1位『BOOTLEG』米津玄師
2位『Fin』10-FEET
3位『「untitled」』嵐
4位『A3! BLOOMING AUTUMN EP』V.A.
5位『A3! BLOOMING WINTER EP』V.A.
6位『レッド・ピル・ブルース』マルーン5
7位『THE GIFT』Hi-STANDARD
8位『FINE COLLECTION ~Begin Again~』東方神起
9位『THE GUERRiLLA BiSH』BiSH
10位『THE DREAM QUEST』DREAMS COME TRUE
11位『倉木麻衣×名探偵コナン COLLABORATION BEST 21-真実はいつも歌にある!-』倉木麻衣
12位『Twicetagram』TWICE
13位『うたの☆プリンスさまっ♪「HEAVEN SKY」エピソードCD』V.A.
14位『HIT』三浦大知
15位『BUTTERFLY EFFECT』ポルノグラフィティ
16位『がらくた』桑田佳祐
17位『アンコール』back number
18位『ザ・ベスト』アリアナ・グランデ
19位『New Sunrise』Fear,and Loathing in Las Vegas
20位『15YEARS-BEST HIT SELECTION-』globe