マルシア&東京スカパラダイスオーケストラがリオのイベントに出演
マルシア&東京スカパラダイスオーケストラがリオのイベントに出演
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 マルシアと東京スカパラダイスオーケストラが、7月29日(日本時間7月30日)にリオ・デ・ジャネイロ市で開催された【日本ブラジル共同制作ポップスコンサート 「上を向いて歩こう ~Olha pro ceu~」】に出演した。

 イベントの前半はブラジルのアーティストであるヴァネッサ・ダ・マタとエミシーダが登場。後半は東京スカパラダイスオーケストラとエミシーダが、「上を向いて歩こう~Olha pro ceu~(オーリャ・プロ・セウ)」を披露した。その後、真っ赤なドレスを着たマルシアが美空ひばりの名曲「りんご追分」を歌いながら登場すると、そのままスカパラの演奏とアレンジによる「ふりむけばヨコハマ」を初披露、さらには坂本九の「君が好き」を歌って会場を沸かせた。そして曲間のMCでは「みなさん、今日は音楽で一つになりましょう!」と、ポルトガル語で多数のVIPを含む観客に挨拶した。最後はマルシアが本公演の為にポルトガル語に翻訳した「上を向いて歩こう(Olhando pra cima)」を出演者全員で歌って締めくくり、約1,000名の観客を大いに魅了した。

 イベント出演後、マルシアは「東京スカパラダイスオーケストラはじめ素晴らしいアーティスト達との共演は本当に最高でした。歌が国境を超えた素晴らしいコンサートになったと思う。これからも祖国ブラジルと日本の文化を繋げる役割を微力ながら果たしていきたい」とコメント。また、リオに入る前の27日には実家のモジ・ダス・クーゼス市で聖火ランナーに遭遇したことも明かし、オリンピック・パラリンピックへ向け、「一人一人の選手皆さんを応援しています。スポーツで世界に夢を与えて下さい!」と日本選手団とブラジル選手団にエールを贈った。