関東では雨がほとんど降らなかった1月に比べ、2月は傘を持つ日が増えました。ただ、降る量は少なく、2月のこれまでの月降水量も平年より少なくなっています。
降る回数は増えたが弱い雨
1月の関東地方は雨の降らない日が長く続き、降水量は平年よりかなり少なくなりました。2月に入り、低気圧が度々本州付近を通過するようになって、ようやく傘を持つ日が増えました。ただ、雨の降る量は少なく、2月のこれまでの月降水量も平年より少ない所が多くなっています。東京都心では、きのう24日までに10日以上「降水」を観測しましたが、まとまった雨となったのは6日(日降水量15.0ミリ)くらいで、多くの日が地面がしっとり濡れる程度の弱い雨でした。きのう24日までの月降水量は19.0ミリと、平年の4割程度しかありません。また、横浜は月降水量が16.5ミリと平年の3割程度、熊谷の月降水量6.0ミリと平年の2割程度となっています。
この先の雨は?
この先も低気圧と高気圧が交互に本州付近を通過し、3日に1日くらいは傘が必要になるでしょう。向こう1週間の降水量は平年より多い見込みで、特に今週末は比較的まとまった雨となりそうです。