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きょう1日(金)の太平洋側は、広く晴れて空気が乾燥しています。きのう31日(木)に南岸低気圧の影響で雨や雪の降った所でも、またもや空気がカラカラに。お湿りも限定的で、火の元や体調管理に注意が必要です。

お湿りも空しく

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きのう31日(木)は、南岸低気圧の影響で関東地方などでも雨や雪となりました。ただ、このお湿りも限定的で、関東地方をはじめとする太平洋側では、きょう1日(金)も広い範囲で空気がカラカラに乾いています。午後3時までの東京都心の最小湿度は29%。また、関東以外の地域でも、山梨県の甲府で13%、三重県の尾鷲で26%、岩手県の宮古で27%など、空気が乾燥しています。

甲府では90%から一気に10%台に

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なかでも、甲府の湿度の変化が激しくなっています。甲府の観測データをみてみると、午後3時までの甲府の最大湿度は午前1時25分に観測された90%。この3時間ほど前までは甲府でも降水が観測されていました。一方、午後1時42分には湿度が13%となり、午後2時現在の最小湿度となっています。約12時間で大幅に湿度が下がり、一気に乾燥してしまったことが伺われます。ちなみに、午後3時までの全国のアメダスの中でも、甲府の湿度が全国で最小となっています。

1月の降水量0.0ミリも

栃木県の大田原と塩谷、群馬県の伊勢崎では、2019年1月の一か月間の降水量が0.0ミリとなり、きょうも午後3時現在までの降水量は0.0ミリとなっています。また、関東地方だけでなく、岩手県の山田や福島県の小名浜でも、1月の一か月間の降水量が0.0ミリとなりました。

火の元や体調管理に注意

午後3時現在、関東や東海を中心に乾燥注意報が発表されている所があります。空気の乾燥している地域では、火の取り扱いや風邪などの体調管理に、くれぐれもお気を付け下さい。