雨の日とかお友達とお外で遊べないときには、「今日はムービーデイにしよう!」とか言って、ポップコーンとジュースを用意して、がっつり2時間ぶっ通しで映画を観ることもあります。

 我が家はディズニープラスやネットフリックスを契約しています。子どもがおばけ好きなので、ディズニーの『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』とか、『ゴーストバスターズ』とかがお気に入りです。

 それ以外では『ホームアローン』が好きです。主人公のケビンが罠を仕掛けて泥棒をやっつけるのが、ヒーローみたいで格好いいみたいです。『ホームアローン2』では映画に出てくるブルックリン橋や自由の女神を見て、「ここに行きたい!」と興味を持ってました。

 絵本とかも大事ですけど、映画や動画って映像と音楽とかでより見やすくて、知らない世界を見られるし、教養もついていいですよね。子どもの世界観や価値観を広げる意味で、とてもいい教材だと思っています。

 ただ、レストランとかに外出するときは、スマホやYouTubeは見せないようにしています。やっぱり家族との会話を大切にしてほしいですからね。イヤイヤ期のときも泣いたり、暴れたりしても、絶対に見せませんでした(笑)。その代わり、おもちゃとかは持って行ったりしますけどね。

 もちろんお家によっては、親がゆっくりご飯を食べるために、YouTubeを活用するというのは、アリだと思います。

 我が家ではお外に行ったとき、息子もスマホが見たい、YouTubeが見たいということは言ってこないです。お家で30分だけ見るにしても、「もっと見たい」と言われても、延長することはないです。いったん隙を見せると、なし崩し的になってしまいますから、隙を見せないように心がけています。

 厳しくしているようにも聞こえるかもしれませんが、我が家は甘いところは甘いです。食べものについては隙を見せまくりで、おやつの時間にもっと食べたいと言われたらあげたりしていますし、ジュース飲みたいと言われたら飲ませたり、マックもよく食べます。

 YouTubeにはそれぞれのお家の考えにもとづいて、接していけばいいんだろうなと思います。

(構成/AERA dot.編集部・吉崎洋夫)

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ryuchell & peco

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ryuchell タレント・株式会社比嘉企画代表取締役。1995年生まれ、沖縄県出身。個性的なファッションと強烈なキャラクターで注目を集め、パートナーのpecoと多数のバラエティ番組に出演。pecoと入籍し、一児の父となった現在は育児やSDGs・報道番組への出演など活動の幅を広げ、2020年よりNHK「高校講座・家庭総合」のMCを務める。自身SNSでの”自己肯定感”に関する発信がたびたび話題となり、2021年に初の著書となる「こんな世の中で生きていくしかないなら」を出版。現在は女性誌等で5本の連載を持つ。 peco モデル・タレント。1995年6月30日生まれ、大阪府出身。原宿系ファッションのカリスマ読者モデルとして10代を中心に人気を集める。パートナーのryuchellとバラエティ番組やTVCMに多数出演。一児の母となった現在は育児や生活の様子を投稿したSNSが人気。

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