今週のビルボードアニメチャートは『戦姫絶唱シンフォギアGX』OP曲、水樹奈々の「Exterminate」が1位となった。指標別に見ると、同曲はCDセールスで他を圧倒。さらにそれによりルックアップ(CDの取り込み回数)も引き上げられた。さらに注目はTwitterでのポイントで、Twitter 2位となったUNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」に2倍以上のポイントなり、アーティストへの期待や支持、注目度の高さを改めて証明した。
アニメチャート2位となったのは先週首位だった映画『ラブライブ!The School Idol Movie』挿入歌、μ's「僕たちはひとつの光」。CDセールスも引き続き好調、かつルックアップとデジタルセールスで高ポイントを獲得した。「ラブライブ!」×μ'sの組み合わせは7月中に3作連続でシングルを発売したが、そのA面曲は今週も3曲すべてランクイン。7月8日発売の「SUNNY DAY SONG」アニメチャート6位、7月1日発売の「Angelic Angel」はアニメチャート7位と健闘した。
アニメチャート3位はこれで11週目のチャートインとなった前述のUNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」。Twitterに加え、エアプレイやセールス、Youtubeなどほぼ全指標でポイントを獲得。同曲がED曲となっているアニメ『血界戦線』は6月以降、最終話を前にして異例の休止状態となっているが、このままの勢いだと現在放送枠を調整中だと伝えられる同最終回の放送まで3位圏内をキープする可能性も。
その他、7月22日発売の新曲は4位のHigh×Joker「HIGH JUMP NO LIMIT」以降7曲がランクイン。7月より開始したアニメシリーズの主題歌/挿入歌がどのように推移するかも引き続き注目だ。また、ロングヒットでは奥華子の映画『時をかける少女』主題歌2曲が先週に引き続きランクイン。指標別に見るとポイントの多くはダウンロードとYoutubeによるものであることが分かる。奥は7月半ばよりデビュー10周年を振り返る弾き語りツアーも行っており、今回の結果がそれに弾みをつける形となりそうだ。