ウィズ・カリファ feat.チャーリー・プースによる「シー・ユー・アゲイン」が、Billboard JAPAN洋楽チャート5週目の1位を記録した。
エアプレイ・チャートでは7位から20位へ急降下した「シー・ユー・アゲイン」だが、圧倒的なデジタル・セールスとともにツイート・ポイントも順調に推移し、今週も首位をキープした。「シー・ユー・アゲイン」に代わり、エアプレイ・チャートで大幅なジャンプアップを果たし、今週2位にランクインしたのはイマジン・ドラゴンズの「アイ・ベット・マイ・ライフ~僕の人生をかけて」。最新アルバム『スモーク・アンド・ミラーズ』の5月20日リリースに伴い、エアプレイ・チャートでは先週16位から2位に大ジャンプアップ、2015年4月からは日本テレビ系『ザ!世界仰天ニュース』のエンディング・テーマにも起用されていることもあり、徐々にお茶の間にも浸透してきていることも要因となっている。
ここ1か月TOP3圏内をキープしていたカーリー・レイ・ジェプセンの「アイ・リアリー・ライク・ユー」は4位にランクダウン。代わりに“EDM界のプリンス”ことゼッドの「アイ・ウォント・ユー・トゥ・ノウfeat.セレーナ・ゴメス」が3位に浮上。最新作『トゥルー・カラーズ』の発売に伴い、エアプレイ、デジタル・セールス、ツイート・ポイントをバランスよく蓄積した結果と言えるだろう。アルバム『トゥルー・カラーズ』は、同日にリリースされたポール・ウェラー、ケンドリック・ラマー、イマジン・ドラゴンズらの新作を抑え、洋楽勢では最高位の16位に初登場、その絶大な人気を見せつけた。来週には来日公演を控えていることもあり、今後さらに順位を伸ばしてくることが予想される。
前記のアーティストに加え、同じく5月20日にニュー・アルバムを発表したスヌープ・ドッグの「ピーチズ・アンド・クリーム feat.チャーリー・ウィルソン」、そしてトゥエンティ・ワン・パイロッツの「ティア・イン・マイ・ハート」は、共にエアプレイ・チャートで順位を伸ばし、5位と6位に初登場。豪華キャスト出演のミュージック・ビデオが遂に解禁され、話題となったテイラー・スウィフトの「バッド・ブラッド」はツイート・ポイントを大きく伸ばし、今週15位に初登場。米ビルボード・シングル・チャートでは今週1位になるのではないかと噂されているこの曲、日本のチャートを制するのも時間の問題だ。