2009年にオアシスを去ったノエル・ギャラガーが、イギリスの音楽誌“Q”との最新インタビューにて再結成が考えられる一つの方法を明らかにした。

 同誌1月27日号でギャラガーは、「誰からもオファーはなかったよ。リアムとずっと一緒にいたけど、“オアシスは素晴らしくなかった? 再結成すべきだ”なんて誰も言わなかった。でも、もしやるなら金のためだっただろう。金を出すのは俺じゃない。チャリティで? まさかね。俺達はそういう人種じゃないし、グラストンベリー(フェスティバル)のためにしても、(主催者の)マイケル・イービスに十分な資金があるとは思えない。いつか再結成するかって? みんながまだ健在で、髪の毛があれば可能性はいつでもあるよ。でも、それは金のためだけだね」と話している。

 これまでのバンドを見て分かるように、ファンが再結成を熱望しても論評は賛否両論になると彼は語る。「イギリス人の心に根付いていると思うんだ……栄光の日々、王国はもう過去のことだとね。レッド・ツェッペリン! ザ・スミス! ザ・ジャム! みんな再結成すべきだ! なぜだ? たくさんの中年の人々がO2のライブ会場でこう言うんだ、“昔ほどよくない”ってね。オアシスだって同じさ。そう、昔ほどよくないんだよ」と。

 ノエル・ギャラガーは自身のソロ・プロジェクト、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズにてアルバム『チェイシング・イエスタデイ(Chasing Yesterday)』のリリースを3月2日(日本盤2月25日先行発売)に控えている。