クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングのドラマーを務めていた ダラス・テイラーが現地時間18日に死去した。妻のパティ・マクガバン・テイラーが自身のFacebookに投稿したものだが、死因は明かしていない。
パティは次のように記している「今朝2:30、生涯の恋人、ダラス・W・テイラーが亡くなりました。彼が私の前に現れて18年近く、お互いに大きな助けとなっていました。私にとって彼は良き人、親友、良き父、良きおじいちゃん、偉大なドラマーであり、多くの人に愛されていました。彼が入院して以来、特に昨夜、力になってくれた大勢の友人たちや家族に対する感謝の気持ちは言葉にし尽せません。彼は心の安らぎです。言葉では表せないほど寂しくなるでしょう。彼がそばにいない生活なんて想像できませんが、こうやって書いていても彼の愛を感じます。皆さんに愛をこめて………パティ」
ダラス・テイラーはコロラド州デンバー生まれ。1960年代s初めにセッション・ミュージシャンとなり、間もなくサイケデリック・バンドのクリアライトに加わる。その後クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングから声がかかり、爆発的にヒットしたデビューアルバム『クロスビー・スティルス&ナッシュ』(1969年)とニール・ヤングを加えた2枚目のアルバム、『デジャ・ヴ』(1970年)に参加。音楽業界を離れてからはロサンゼルスでドラッグとアルコールのカウンセラーとして働いていた。